週末ちょっといいこと

DJIのオズポケ4P、取材カメラに使っても楽しい

今週もいろんな出来事がありました。家電 Watch編集部が「ちょっといいな」と思ったことを、ゆるく自由につづります。週末のひとときに、どうぞ気楽におつきあいください
Osmo Pocket 4P。首をかしげるような感じもかわいく思えてきました

せっかくの海外出張だし、と理由をつけてDJIのジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」を買い、取材に使い始めました。カメラとしての詳しいレビューはAV Watchやデジカメ Watchに載っているので、ここでは取材カメラとして感じたことを中心に少しだけ書きます。

Osmo Pocket 4Pの良さは、レンズが広角とズームの2つあること。これは記者発表会やイベントなどではすぐ近くまで寄れないケースもあるため助かります。

こうしたジンバルカメラはまだ使い慣れていないため、ズームイン/アウトと、パン/チルトを1つのジョイスティックで切り替えて操作する方法になじめていないですが、そこはこれから習得していこうと思います。

それと、上へチルトしたいのになぜかスティックをたびたび逆に入れてしまうのは私自身の何かのエラーのようです。画面を見ながらだと、いまだに何度もやってしまいます。

操作の慣れはこれから徐々に

9月1日~7日はドイツ・ベルリンで展示会のIFA 2026や周辺の発表イベントを取材していました。ミラーレスの一眼カメラで静止画を撮り、時々スマホで動画を撮るのが基本的なスタイルですが、今回は、いくつかのブースでOsmo Pocket 4Pを使って歩きながら動画だけを撮るスタイルも試してみました。

本当はしゃべったりしながらVlog風にするとカメラの良さが活かせそうですが、今回はお試しで、資料的な意味で映像を撮るだけにしています。ブースの広さ感や、人の賑わいなどは動画だとリアルに伝わるように思えました。それが必要かどうかは、記事の目的によりそうです。

単に撮って切ってつなげただけのIFAブースなどの動画

取材でカメラが小さいと意外なデメリットも?

カメラの性能とは全く違う部分で思ったのですが、Osmo Pocket 4Pで撮っていると、(撮影と気づかれずに)人に前を横切られることが、一眼の時に比べてけっこう多かった気がします。かなり混雑するイベントなので全く仕方のないことですが、大きなカメラだと周りから「撮影してます感」が伝わるんだなと改めて思いました。

普段、人のインタビュー取材の撮影などは、あまり撮影対象の方がカメラに対して構えてしまわないように、撮る時も後ろに下がってからズームしたり、シャッター音を消したりして目立たないようにしています。Osmo Pocketなら、そうした圧もおそらく少ないので、より自然な表情が撮りやすそうなのは、(表情を引き出せる本職のカメラマンさんではない)私にとっては歓迎です。

今使っているミラーレス一眼はマイクロフォーサーズのため、センサーでいえば1インチのOsmo Pocket 4Pよりも画質では有利ですが、Osmo Pocket 4Pを実際使ってみて、ここまでの高画質をこんなに簡単に持ち運べるのはすごいと改めて思っています。

一方で、少し気になったのは、ズームし続けると2つのレンズの切り替えタイミングがわかるほど、境目がスムーズではないところ。ちょうど3倍のところで一瞬止まり、ホワイトバランスも少し変わるようでした。

そのため、撮影しながらの寄り引きは、従来のOsmo Pocketシリーズのように人の手でやるのが無難かもしれません。ファームウェアのアップデートなどで修正可能なら改善されるとうれしいです。

静止画もいくつか撮りました。画質などは十分。縦横比がもう少し選べるとうれしい

このカメラの機能としては私にとってはかなり十分なので、あとは撮り方をもっと学んで、家電やガジェットのすごい技術や、人の面白い動きなどをお伝えできるようになれば、買った甲斐がありそうです。ジンバルカメラを初めて買って使ってみて、シンプルに楽しく思えています。

今のところ「これじゃなきゃダメだ」「もう一眼カメラはいらない」「これからの記事はやっぱり動画だ!」みたいな境地には達していないですが、まずはこのサイズと操作に慣れるのを目標に少しずつ撮ってみます。

中林 暁