e-bike試乗レビュー

e-bikeと出会って人生が変わった! ロードバイクとオートバイも再び乗るように

前回は8年前にe-bikeを初めて購入した当時のことを振り返りましたが、今回は筆者が「買って良かった!」とあらためて実感していることを、これから購入を考えている人のご参考になればと思います。

e-bikeと出会って人生が変わった!?

ミヤタ「RIDGE-RUNNER(リッジランナー)」に乗り始めてから、少々大げさではありますが、人生が変わったと思います。e-bikeという乗り物により視野も体験する世界も広がりました。また、自転車という乗り物の意味が再定義されたようにも思います。e-bikeとの出会いは、筆者のなかでは非常に大きく特別な出来事となっています。

「RIDGE-RUNNER」納車から半年後くらいには、遠方にてサイクリングするために、自転車をそのまま積めるクルマを購入しました
そして奥武蔵グリーンライン周辺の峠をどんどん攻略
クルマかバイクでしか行ったことのない峠も片っ端から走破
人力自転車だと上る気にさえならない激坂もRIDGE-RUNNERで駆け上がります
これまで見たことのなかった風景を次々と見せてくれました。ここは「時坂峠(とっさかとうげ)」という東京都檜原村にある場所です

もし「RIDGE-RUNNER」を買っていなかったら? と考えることがあります。買わなかった可能性は非常に低いですが、もし、e-bikeを所有しなかったら?

たぶん、自転車には乗っていなかったと思います。オートバイにも乗っていなかった、かもしれません。2018年以前あたりは「自転車は坂道がキツイから」「オートバイは事故が怖いから」などと考えるようになっていて、「出かけるのはクルマでいいかな」と思うようになっていました。なので、そのまま何年か経っていたら二輪車とは無縁の人になっていたと思います。

でも現実には「RIDGE-RUNNER」というe-bikeに乗り始めました。そして、おもしろいことに、e-bikeがひとつのきっかけになって、人力自転車を買ったり、オートバイに頻繁に乗り始めたりもしました。理由はいろいろあるんですが、たとえばe-MTBで山の中を走ったりすると、なぜかオートバイの運転も上手くなるんです。また、人力自転車にはe-bikeとはまた違う楽しさがあるということを再確認できたりしました。

いろいろなe-bikeを試乗するようになってから購入したトレック「Checkpoint SL 5(チェックポイント エスエル ファイブ)」。カーボンフレームのグラベルロードバイクです

いろいろなe-bikeに乗るようになってから、人力のスポーツ自転車への興味が再燃しました。特にロードバイク。単純な話、e-bikeはどの車種もそこそこ重い……というか人力スポーツ自転車と比べたら激重です。一方、人力スポーツ自転車のロードバイク系は非常に軽い。「あの軽快さは最高にイイんだよなぁ」と思い出して再び乗り始めたという流れです。

ともあれ、8年前にe-bikeと出会っていなかったら、現在の筆者はなかったと思います。全然違う生活をしていたような気がします。でも、e-bikeと出会い、人生がけっこう変わり、かつては想像もしていなかった今現在の生活を送っています。いろいろな観点から、e-bikeにはとても感謝しています

e-bikeに教わったいろいろなこと

e-bike乗り始めて「いいこと」がたくさんありました。多くは「自転車で行ってみたいけれど体力的に厳しいので諦めていた場所」に行けたこと。「自転車で風景など見ながらゆっくり走ったら楽しいだろうな~」と思うような場所ですが、実際に人力自転車で行くと距離があって疲れたり、坂道で息を切らしたりして、大して楽しめないのが現実。ですが、e-bikeだと楽しめてしまう♪

わりと近所のチョイ高所にある農業用水のダム。電車でもバスでも行きにくい高所でも、e-bikeなら楽しみつつ訪れることができます
もーっと高い場所でもラクラク。わずかなスペースでも駐車できますので、心ゆくまで絶景を堪能することもできます
クルマで来るにも難アリという細くて急峻な坂の途中にある1本桜。e-bikeなら激坂でも細道でも大丈夫です
先ほどの桜の場所からさらに数十メートル上った場所からの眺め。ほかの交通手段では近づきにくい場所ですが、e-bikeなら気軽に訪れることができます
e-bikeに乗り始めてからMTBパークに来ることも増えました。筆者+人力自転車ならまず上れないような急斜面でも、e-bikeなら座ったまま進んでいけます
道路沿いのやや高所にある展望台ですが、駐車スペースが少なくて狭い場所。こういった場所に行くならe-bikeが最適かもしれません
e-bikeサイクリング中に馬に遭遇。通りにくいダートロードに面した馬小屋ですが、e-bikeだとそういう道でも容易に走れます

写真のような場所や景色は、e-bikeだからこそ行けて見られたものだと感じています。クルマやバイクでも同じ場所に行けるとは思いますが、e-bikeと比べると手軽さが違います。e-bikeでの行動自体は人力自転車より気軽・身軽ですので、実際に乗ってみると非常に身近なモビリティだと感じられるハズ。

大きな道路の裏のまた裏にあるような撮影スポット。ここもやや高所ですが、e-bikeなら容易にアクセスできます
ここも道路の裏のまた裏にあるような通り。クルマの通りがほぼなく、美しい風景画広がっています。e-bikeならためらわずに裏の裏の道まで探索していけます
観光地の中心部からやや遠く、クルマでは行きにくい紅葉スポットですが、e-bikeの身軽さと機動力があればラクに見に行けます
伊豆大島をe-bikeでサイクリングしている様子。自転車で走行可能な「裏砂漠」ですが、地球でないような雰囲気です
同じく伊豆大島。クルマでないと来にくい場所ですが、e-bikeなら苦労せず来ることができます
筆者がe-bikeで最も多く行っているのが奥多摩湖です。裏道を縫うように走ると景色もよく楽しいサイクリングとなります
奥多摩湖への裏道こと「奥多摩むかし道」。つり橋が多くある渓谷です。アップダウンが少なくないですが、e-bikeなら軽快に走り抜けられます
初日の出を見にクルマで訪れる人も多いですが、ごらんのように大渋滞。e-bikeで来て正解でした♪

それと、e-bikeに乗ると「自転車ってラクするための乗り物なんだなぁ」ということをつくづく感じます。まあ元から「より容易に移動する」ために発展してきた乗り物です。その最新形態がe-bike。電力を使い、自転車での移動から苦しいことや辛いことを取り払うのがe-bikeです。自転車の楽しいところラクなところだけを味わえるのがe-bike、とも言えましょう。

それからe-bikeでのグループライド。人力自転車による複数人数でのサイクリングだと、体力のない人にスピードを合わせたりしがちです。体力がない人にとっては「自分のためにペースを落としてくれている」という後ろめたさもあったりしがち。ですが、e-bikeはそういう体力の差を吸収してくれます。e-bikeには「ラクに走れる速度」があり、車種が異なってもその速度は同程度のもの。なので「e-bikeだと自動的にみんな同じペース」になることが多い。この点もe-bikeの良さのひとつだと思います。

e-bike部恒例(?)の初日の出サイクリング。e-bikeでテンポよく移動しながら日の出の写真を撮ったりするサイクリングです
e-bikeライダーが集ってのサイクリング。e-bike人口はずいぶん増えつつあるように思います

メリットが多々あるe-bike。とくに初めてe-bikeを体験すると、ここで書いた以上に「こんなに!」というポジティブな実感があると思います。e-bikeに乗った人はほぼ全員「こんなの乗ると欲しくなる~」と嬉しそうに困ったりします。ので、e-bike未体験ならゼヒ! 最近ではレンタルe-bikeなども増えていますのでゼヒ!

スタパ齋藤