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TCLからAI節電エアコン。テレビ以外の家電も拡大へ

TCLが日本限定のエアコンを発売

TCL JAPAN ELECTRONICSは、日本市場向けのエアコン新製品「TAC-P2225I-W」など4モデルを2026年1月月下旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は8万円~12万円前後(6畳向け~14畳向け)

日本市場向けに発表された今回の新製品は、手頃な価格ながら、4機種ともにAI節電機能を搭載。

AIが温度変化を先読みすることで、過度な除湿や温度ムラを防ぎ、快適さを保ちながら無理なく節電する機能で、電気代を最大18.1%抑えられるという。

そのほかにも、新設計のフラップで風を和らげることで快適にする調整機能や、上下左右の自動スイング機能、子供や高齢者がいる家庭向けに、室温の上がり過ぎや下がり過ぎを防ぐために自動で暖房または冷房へ切り替わる室温パトロール機能を備える。

手頃な価格ながらAI節電機能を備える

対応する温度環境は55℃~-15℃。6畳向けの2.2kWモデルは2027年度の新しいエアコン省エネ基準も100%を達成している。

2.2kWモデル「TAC-P2225I-W」は2027年度の省エネ基準もクリア
新エアコンのラインナップ
冷蔵庫も日本で先行して販売している

【ラインナップと市場想定価格】
「TAC-P2225I-W」6畳(2.2kW) 8万円前後
「TAC-P2525I-W」8畳(2.5kW) 9万円前後
「TAC-P2825I-W」10畳(2.8kW) 10万円前後
「TAC-P40252I-W」14畳(4kW) 12万円前後

スノーボード平野歩夢選手がアンバサダー就任

TCL JAPAN ELECTRONICSの蒋 賛 代表取締役

TCL JAPAN ELECTRONICSの蒋 賛 代表取締役は、テレビや業務用ディスプレイ、小型ディスプレイ、半導体などを展開するTCLについて、世界24カ所にR&Dセンターを持つ、高い技術開発力が強みであると説明。

現在はテレビを中心としたスマートセキュリティやスマートビル、スマートエネルギー管理などを進めているという。

日本でも本格展開しているテレビ

スノーボードの平野歩夢選手がTCLブランドアンバサダーに就任したことも発表された。
オリンピック出場を約2か月後に控えた平野選手は、既に日本でも展開しているテレビなども普段から自身の滑りを確認したりする際に愛用しているという。今後のワールドカップや冬季オリンピックへの決意を語った。

「技だけでなく高さ、着地の完成度、さらに上の難易度のトリックを完成するための余裕を作っていきたい。これからの練習でも一歩一歩やっていければ。自分の限界を超える部分を見せたい」とコメントした。

平野歩夢選手がテレビなど家電との普段の関わりや、今後のオリンピックへの思いなどを語った