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パナソニック冷蔵庫のアプリが刷新 レシピ提案や買い物の効率化に
2025年10月2日 10:05
パナソニック くらしアプライアンス社は、冷蔵庫内の食材管理からレシピ提案、さらに調理機器への設定送信までを一括で行なえる食のサービスアプリ「KitchenPocket(キッチンポケット)」を10月中旬から提供開始する。
これまで提供してきた「KitchenPocket」と「Live Pantry」を統合し、約9,000件のレシピを収録した新アプリへと刷新することで、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化に伴い高まる食材管理の効率化や調理の省力化といったニーズに応える。
新しい「KitchenPocket」では、食材の入庫日や種類を登録することで外出先から在庫を確認できるようになり、買い忘れや重複購入を防ぐことができる。さらに別売の冷蔵庫AIカメラと連携すると、AIによる自動認識での食材管理も可能になる。
登録された食材情報をもとに、利用期限の目安を算出し、期限が近い食材を優先的に使えるレシピを提案するほか、手持ちの同社調理家電と組み合わせて最適な調理方法を案内する。必要な材料は買い物リストに一括登録でき、冷蔵庫AIカメラなどを利用していれば在庫の有無も確認できるため、効率的な買い物が可能になる。
また、対応するオーブンレンジや自動調理鍋を登録しておけば、アプリからワンタッチで調理プログラムを送信でき、誰でもレシピ通りの調理を簡単に再現可能。さらに調理後の感想やアレンジ内容をメモとして残す機能も備えており、ほかのユーザーの記録も閲覧できるため、レシピの活用幅を広げることができる。
アプリはスマートフォン向けに提供され、Google PlayストアまたはApp Storeから無料でインストール可能。同社は今後もスマート家電とデジタル技術を組み合わせ、食品ロス削減や調理効率化に貢献し、持続可能なくらしの実現を目指すとしている。



