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東芝の温水洗浄便座 ウルトラファインバブルで便器洗う
2025年9月18日 10:05
東芝ライフスタイルは、人の動きを検知して便座ふたが自動で開閉する瞬間式温水洗浄便座「SCS-SRA7020」を11月中旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は66,000円前後。
新モデルでは、人体検知センサーの検知距離を約0~1mの範囲で調整できるようになり、トイレの広さに合わせて設定することで誤作動による不要な開閉を防げるようになった。さらに、部品配置の最適化により、従来機種から横幅を約23mm、高さを約22mmコンパクト化。便器からのはみ出しを抑え、圧迫感を軽減したデザインとなっている。
清潔性の向上にも注力しており、ウルトラファインバブル発生装置を分岐水栓に内蔵することで、本体側だけでなくロータンク側にもウルトラファインバブル水を供給可能とした。ノズルや便器内の清浄効果に加え、ロータンク内の水垢付着抑制や、流すたびに便器洗浄もする。
また、ユーザーの好みに合わせて洗浄水勢やノズル位置、温水温度を事前に登録できる「メモリー機能」を搭載。2件まで記憶でき、ワンボタンで設定通りの洗浄を開始できるため、操作の手間が省ける。
本体サイズは402×530×128mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約4.8kg。定格消費電力は1,250W。年間消費電力量は年間84kWh。暖房便座装置の温度調節は、3段階調節(約31~37℃)。電源コードは約1m。本体カラーはホワイト、パステルアイボリーの2色。
同時に、大きなボタンで操作しやすい新型リモコンとウルトラファインバブル洗浄を搭載した手動開閉タイプの「SCS-SRU7020」、シンプルな機能構成で手元操作式の「SCS-SCK7020」も発売予定。いずれも価格はオープンで、市場想定価格は「SCS-SRU7020」が55,000円前後、「SCS-SCK7020」が40,000円前後。本体カラーは、いずれもパステルアイボリーのみ。


