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ヤマギワ、心地よい光を生む242万円の照明 建築家の田根剛コラボ

YAMAGIWAと建築家の田根剛さんがコラボレーションした新商品

YAMAGIWA(ヤマギワ)は、2036年に完成予定の帝国ホテル新館を手がけていることでも知られる建築家、田根剛さんとコラボレーションした照明「TALIESIN HOMAGE – archaeological lamp(タリアセン オマージュ - アーキオロジカルランプ)」を発売した。受注生産で、価格は242万円。

TALIESIN HOMAGE – archaeological lamp

フランク・ロイド・ライトが設計した「TALIESIN(タリアセン)」シリーズは、ランプを覆う複数のブロックが上下方向の光を巧みに制御し、遮光板で反射することで、間接光による心地よい明るさを生み出す。その彫刻のようなフォルムは、消灯時でも圧倒的な存在感を放ち、空間に独特の美しさをもたらす。

TALIESIN HOMAGEは、第一線で活躍する建築家やデザイナー、アーティストとYAMAGIWAのコラボレーションにより、「TALIESIN 2」の新たな魅力を引き出すオマージュコレクション。2017年のフランク・ロイド・ライト生誕150周年を機にスタートし、代表作「TALIESIN 2」という照明をキャンバスに見立て、自由な発想で再解釈された作品を制作している。

TALIESIN 2

田根剛さんとのコラボレーションによる本作は、フランク・ロイド・ライトがマヤ遺跡にインスピレーションを得て多くの建築を生み出したことから、「TALIESIN 2」を考古学的(archaeological)に掘り下げたという。一体成型されたブロックを垂直に積み上げることで、まるで古代遺跡のような照明が立ち上がる。

まるで古代遺跡のような佇まい

テキスタイル・ブロックに着想を得た、装飾と構造の要素を併せ持つモルタル製シェードを一体成型で制作。シリコン製型枠を用いた振動成形により、シェードの表裏にわたる繊細なパターンを高精度に再現した。さらに、サンドブラスト加工によって自然な風合いを引き出している。

繊細なパターンが施されたモルタル製シェード

本体サイズは414×414×2,044mm(幅×奥行き×高さ)。重量は51.2kg。10個のシェードそれぞれに0.6WのLEDを内蔵。消費電力は6.6W。