日本電機工業会(JEMA)は、9月の国内家電出荷額を発表した。出荷総額は、前年同月比1.9%増の1,706億円で、5カ月ぶりのプラスとなった。
製品別の出荷額では、冷蔵庫は前年同月比8.1%増の404億円、洗濯機は19.1%増の284億円で4カ月ぶりのプラス。しかし、ルームエアコンは、18.4%減の319億円で5カ月連続のマイナスとなった。
また、2014年上期の国内家電出荷額も発表。前年同期比93.7%の1兆1,332億円で、前年同期を下回った。
JEMAでは、今夏の台風や天候不順の影響、消費増税後の反動がみられたが、家電製品への消費マインドは徐々に回復しつつあるとしている。