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7月の家電出荷額は3カ月連続で前年割れ

 日本電機工業会(JEMA)は、7月の国内家電出荷額を発表した。これによると、前年同月比で84.1%にあたる2,261億円に留まり、3カ月連続で前年の実績を下回った。

 製品別の出荷額は、エアコンが前年同月比17.3%減の1,075億円で3カ月連続のマイナス。冷蔵庫は11.6%減の431億円で2カ月連続のマイナス。洗濯機は14.1%減の204億円で、こちらも2カ月連続のマイナス。主要製品がいずれも前年を下回っている。

 このほか、掃除機、IHクッキングヒーターなどの出荷額は前年を下回った。炊飯器は、出荷数量では前年を下回っているものの、単価の上昇により出荷金額では上回った。また、電動歯ブラシは、量、金額とも前年を上回って好調を維持している。

 JEMAでは、昨年7月は猛暑で好調だったため、今年の実績は前年には及ばなかったとしている。1月から7月までの累計では前年を上回っているという。

3カ月連続の前年割れとなった

伊達 浩二