日本電機工業会(JEMA)は、8月の国内家電出荷額を発表した。出荷総額は、前年同月比で91.4%にあたる1,635億円に留まり、4カ月連続で前年の実績を下回った。
製品別の出荷額でも、エアコンが前年同月比13.6%減の520億円で4カ月連続のマイナス。冷蔵庫は7.5%減の385億円、洗濯機は12.8%減の197億円で、いずれも3カ月連続のマイナスとなった。
電気掃除機、電子レンジ、ジャー炊飯器、IHクッキングヒーターなどの出荷実績も前年割れが続いている。
JEMAでは、7月から続いている天候不順のため、8月もマイナスとなったが、マイナス幅は減少しており、市況は徐々に回復しつつあるとしている。
民生用電気機器の国内出荷総額は4カ月連続で前年実績割れとなった