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バッテリーを外して充電できるシャープのコードレス掃除機「FREED」
(2014/5/14 14:54)
シャープは、コードレスで使えるスティッククリーナー「コードレスサイクロン掃除機 FREED(フリード) EC-SX200」を5月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は55,000円前後(税抜)。
リチウムイオン電池を搭載し、充電してコードレスで使えるスティック型掃除機。本体の小型・軽量化と充電しやすさにこだわった点が特徴。
同社ではコードレス掃除機としてロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」やキャニスター型を発売しているが、今回新たにスティック型をラインナップに追加する。
まず本体の小型・軽量化の面では、新開発のモーターユニットを搭載した。ユニットの重量は約280gで、従来のキャニスタータイプのコードレス掃除機に比べて、約60%軽量化している。これにより本体の重量は約1.5kg、ヘッドやパイプを含めて総重量は2.2kgに抑えた。
充電しやすさの面では、本体から取り外し可能なバッテリーと、専用充電器を採用。充電時間は約80分で、緊急時には約5分の充電で約1分自動運転できる機能も用意した。バッテリーの繰り返し充電回数は約1,100回。本体にバッテリーを装着したまま充電することはできない。
なお付属のバッテリーのほかに、バッテリー単品も発売する。希望小売価格は8,000円(税抜)。
掃除機本体には、壁に取り付けるフックが同梱される。別売りで「スタンド台 EC-D1」も発売される。希望小売価格は7,200円(税別)。これらにより、本体を壁に立てかけたり、コンセントの無いクローゼットや押入れに収納しやすいという。
集塵方式には、高速旋回させた気流でゴミと空気を遠心分離するサイクロン式を採用している。
運転モードは、床の材質を見分けて最適運転する「自動」運転モードを搭載。ブラシにかかる圧力から床の種類を検知して、集塵力とブラシの回転数を調節する。絨毯は強力に、フローリングは乾拭きのように軽く、畳には痛めないよう優しく吸引する。これにより、強運転時に比べて最大58%の節電になるという。
運転モードとしてほかに、ハイパワーで吸引する「強」モードも搭載している。運転時間は、自動で最長約20分、強で約8分。
使い勝手の面では、ラウンド型のハンドルを採用した。使う人の身長や、掃除する場所に合わせて、握りやすいように設計したという。
アタッチメントは、机の上の掃除向けの「ベンリブラシ」や、狭い場所向けの「すき間ノズル」などを用意している。
衛生面では、排気がきれいな高性能フィルターを搭載。手入れの面では、ダストカップやフィルターが丸洗いできる。
本体サイズは218×199×1,003mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約2.2kg。集塵容積は約0.2L。カラーはゴールド系、レッド系、ブルー系。