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東芝、スティック、ハンディ、ショルダーの3WAYで使えるコードレスクリーナー

 東芝ホームアプライアンスは、コードレスタイプのサイクロン式クリーナー「TORNEO V cordless (トルネオ ヴイ コードレス)VC-CL100」を2月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は70,000円前後。カラーはグランレッド、ターコイズブルー、グランホワイト。

TORNEO V cordless VC-CL100 グランレッド
ターコイズブルー
グランホワイト

 充電してコードレスで使えるサイクロン式クリーナー。1台でスティック、ハンディ、ショルダーの3WAYで使うことができる点が特徴。

スティッククリーナーとして、使用イメージ
ハンディタイプとして使う際は、ホースが伸縮し、テーブルの上のゴミも吸引しやすい
付属のショルダーベルトを取り付けて、肩にかけて使用できる

 スティックタイプでは床や階段、ハンディタイプではソファやテーブル、デスク周り、自動車内、ショルダータイプでは戸棚やブラインドなどの掃除に適している。なお、ショルダータイプとして肩にかけて使う際には、付属のベルトを取り付ける。

 同社によると、コードレスのスティック型クリーナーの売行きは好調で、2013年度は前年比約2倍の約55万台に伸長する見込みという。特に「すぐに使える手軽さ」が好評で、コードレスのスティック型クリーナーの使用者のうち、約65%は、ほかのクリーナーを持っていても週4日以上はコードレスタイプを使って掃除していることが明らかになった。さらにユーザーから「エアコンなどの高い場所を掃除したい」という要望や、「家具のすき間などの狭い場所が掃除しにくい」という不満も挙がっていたことが、新製品の開発の背景にあるという。

 本体重量は約2.3kgと軽量で、新開発の「軽量パワーヘッド」とカーボン素材の延長管を採用している。ハンディタイプとして使用する際は、ヘッドと延長管を外すため、本体重量は約1.8kgと更に軽くなるという。

 吸引力は、同社独自の遠心分離サイクロン「バーティカルトルネードシステム」に加えて、新たに「高効率ブラシレスモーター」を採用し、吸引力を99%以上持続し、微細な塵やゴミ、花粉も99%以上分離するという。

 運転モードは「標準/強」の2段階から設定できる。さらに、電池の消耗を抑えるため、ヘッドを約3秒浮かすと運転を一時停止する「節電アイドリング機能」を搭載する。

 電源はリチウムイオン電池を採用した。充電時間は約5時間で、連続運転時間は「標準」で約20分、「強」で約8分となっている。繰り返し充電回数は約2,100回。

ハンディタイプとして使用する際は、ヘッドや延長管を外す
スタンドに立てて充電できる
ソファの下も掃除できる

 衛生面では、水洗い可能な排気清浄フィルターやダストカップを採用している。

 本体サイズは、スティック時で210×1,060×207mm(幅×長さ×高さ)、収納時で255×250×662mm(同)。集塵容量は0.25L。付属品として充電スタンド、ACアダプター、すき間ノズル、手入れ用ブラシ、ショルダーベルトが同梱される。

小林 樹