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ケータイのバックライト技術を活かした高効率照明器具を開発する新会社

 ミネベアと、岩崎電気、コイズミ照明の3社は、高効率の照明設備開発を目的とした合弁会社を設立すると発表した。4月からの稼働を目指す。

 ミネベアが携帯電話用バックライトで培った導光板設計製造技術と、PC用などで培った回路設計技術に、岩崎電気が得意とする屋外照明器具技術、コイズミ照明が得意とする屋内照明技術を持ち寄ることで、スマートビルやスマートシティ用にいままでにない高効率の照明器具を開発することを目指す。

 また、ミネベアが1月から資本参加しているスイスの無線ネットワーク会社Paradox Engineering SAの技術を取り入れ、無線LANなどの無線で制御する照明器具の開発を推進する。

 新会社の出資比率はミネベアが51%、岩崎電気とコイズミ照明が各24.5%。本社と開発拠点は、ミネベア東京本部ビル内に置かれる。

伊達 浩二