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パナソニック、見やすいホワイトバックライト液晶と大きなボタンのシンプルFAX

~エコナビで待機電力を削減

 パナソニックは、使いやすさを重視したシンプルなFAX「おたっくす KX-PD303」シリーズ2機種を6月13日に発売する。価格はオープンプライス。

 親機と子機1台のセット「KX-PD303DL」の店頭予想価格は15,000円、子機が2台になった「KX-PD303DW」は24,000円。いずれも、本体色がホワイトとブラックが用意される。

KX-PD303DL-W(ホワイトモデル)
KX-PD303DL-K(ブラックモデル)

 親機は、視認性の高い3.5型ホワイトバックライト液晶を搭載し、大きく押し間違いしにくいダイヤルボタンを備えた使いやすさを重視した。子機にも1.8型ホワイトバックライト液晶を備える。親機/子機とも液晶はカナ表示だが、文字が大きく読みやすくなっている。

 また、電話番号を簡単に登録できるワンタッチダイヤル機能を備え、親機が4件、子機が2件登録できる。

 そのほか、着信時に相手を確認してから電話に出られる「あんしん応答」機能や、着信拒否、通話拒否、通話録音、男性の声に変換するボイスチェンジなど、迷惑電話対策機能が充実している。

 親機と子機の間の通信は、家電製品との干渉が少ないDECT方式を採用している。親機と子機または子機同士で内線電話ができる「子機間通話」機能も備えている。

 同社製のDECT方式対応窓センサーやドアセンサーとも接続でき、簡単なホームセイフティ機器としても使用できる。また、同社製DECT方式対応のドアホンと接続し、親機で接客することもできる。

 普及機種ながら、同社の節電技術「エコナビ」機能を搭載しており、待機時および子機通話時の親機の消費電力を最大5%削減する。待機時の消費電力は約0.5W。

 FAXの記録用紙のサイズは、A4カット紙。記録方式は普通紙への熱転写方式。

 親機の本体サイズは、約286×191×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.4kg。

 子機の本体サイズは、約48×30×175mm(同)、重量は約150g。バッテリーはニッケル水素電池で、充電時間は約10時間、連続通話時間は約5時間、待受時間は約150時間。

伊達 浩二