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シャープ、ワンタッチで受話音量を大きくするFAXとコードレス電話機

~音声ガイドや親機のワイヤレス化など新機能搭載

 シャープは、ワンタッチで受話音量を大きくするFAX「fappy(ファッピィ)」2機種とデジタルコードレス電話機1機種を、2月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、fappyの子機1台タイプ「UX-810CL」が24,000円前後、子機2台タイプ「UX-810CW」が34,000円前後。デジタルコードレス電話機の子機1台タイプ「JD-VF1CL」が15,000円前後。

FAX「fappy UX-810CL」
デジタルコードレス電話機「JD-VF1CL」

 両機とも、本体に「音量大」ボタンを搭載した点が特徴。相手の通話が聞こえにくい際に同ボタンをワンタッチすることで、簡単に通話中の受話音量が大きくできる。

通話中にワンタッチで受話音量を大きくできる「音量大」ボタンを本体に備える。fappyでは子機にも同ボタンが付いている

 「fappy」2機種には、ボタン1つで操作方法や対処方法が確認できる「音声操作案内」機能も搭載。液晶画面にエラーメッセージが表示された際に、本体の「音声案内」ボタンを押すと、エラーメッセージの内容と対処法を音声で案内する。

 また、待機状態で音声案内ボタンを押すことで、液晶画面にfappyの操作案内のメニューを表示。項目を選ぶと操作方法が音声で案内され、インクリボンの交換など忘れがちな操作もスムーズに行なえるという。

fappyには「音声案内」ボタンを用意。エラーメッセージの詳細やインクリボンの交換方法などを音声で知らせる

 デジタルコードレス電話機「JD-VF1CL」には、本体と子機の設置場所が自由に選べる「電話線接続ボックス(親機)」を採用。この電話線接続ボックスを部屋の電話線端子に接続することで、本体も子機もワイヤレスで使用できる。このため、電話線端子の位置を気にすることなく設置でき、配線の煩わしさもなくなるという。

JD-VF1CLは、電話線接続ボックスを使用することで、本体も子機もワイヤレスで通話できる

 fappyの親機のサイズは296×190×88mm(幅×奥行き×高さ)で、記録紙トレーを延長した場合は296×256×279mm(同)。重量は約2.3kg。消費電力は待機時が約0.6Wで、最大で約90W。液晶画面は約4.9型の漢字液晶。記録方式は熱転写。記録紙サイズはA4。

 fappyの子機のサイズは49×28×176mm(同)。重量は約132g。消費電力は待機時が約0.6W、急速充電中が約0.9W。使用可能時間は待受時で約200時間、通話時で最大約8時間。「音量大」ボタンも搭載されている。

 JD-VF1CLの本体のサイズは169×215×76mm(同)で、重量は約671g。消費電力は待機時で約0.4W、動作時で最大約1.6W。子機のサイズは49×28×176mm(同)で、重量は約132g。消費電力は待機時が約0.7W、急速充電時は約0.9W。使用可能時間は待受時で約200時間で、通話時で最大約8時間。子機に「音量大」ボタンは搭載されない。

 電話線接続ボックス(親機)のサイズは95×114×28mm(同)で、重量は約108g。消費電力は待機時が約1Wで、動作時で最大約1.2W。

正藤 慶一