シャープ、「パン調理機能」搭載で米粉入りパンも作れる炊飯器

　シャープは、「パン調理機能」搭載で米粉入りパンも作れる炊飯器「KS-C5F」を発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9,000円前後。

「KS-C5F」ブラック系

ホワイト系

　炊飯容量0.54Lの3合炊きマイコン式炊飯器。小容量タイプの炊飯器ながら、発酵・焼き上げの温度設定が不要でパンが手軽に作れる「パン調理機能」や、玄米・雑穀米メニューを搭載するなど、多彩なメニューが特徴。パン調理機能では、一般的な小麦パンのほか、米粉を入れたパンも作ることができる。

パン調理機能で焼いたパン

玄米メニューも搭載する

　内釜には厚さ3mmで、底面を球状にした「黒厚釜」を採用。内釜を取り出す時などに便利な取っ手が付属する。水の量を計測する水位線は、見やすいように内釜の対面2カ所に設けた。また、一部の高級炊飯器の内釜では、内釜内部のコーティングが剥がれてしまう場合があるなどの理由から、内釜での米研ぎを推奨していないが、KS-C5Fでは内側のコーティングを2倍にしたため、内釜で米が研げるという。

　そのほか、0～11時間まで1時間単位で表示する「保温経過時間表示」機能、通常炊飯より炊飯時間を短くする「おいそぎ炊飯」機能も搭載する。保温時間は最大12時間。本体操作は天面の操作パネルで行なう。

内釜には厚さ3mmの「黒厚釜」を採用。底面が球状になっている

取り出しやすいように内釜の上部には取っ手がついている

操作は天面の操作パネルで行なう

　本体サイズは、231×271×190mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.6kg。炊飯時の消費電力は350Wで、1回当たりの炊飯時消費電力量は104.8Wh。本体カラーはホワイト系とブラック系。