三菱、マイクロバブルで快適に入浴できるエコキュート

三菱エコキュートHP シリーズ プレミアムタイプ

　三菱電機は、マイクロバブルを発生させて快適に入浴できる「三菱エコキュートHP シリーズ」のプレミアムタイプ4機種を12月21日より順次発売する。タンク容量は370L～460Lで、希望小売価格は929,250円～1,065,750円。

　入浴時の快適性を高めたエコキュート。身体全体を微細な泡で包み込む「ホットあわー」機能を採用した点が特徴。入浴中に別売りの浴室リモコンで「ホットあわー」を選ぶと、浴槽に直径約0.01mmのマイクロバブルが発生する。マイクロバブルは、通常の気泡の約100分の1の大きさで、水中に滞留しやすい性質があるため、肩や背中など身体全体を包みこむという。運転時間は、5/10/20/30/60分の5段階から選べる。

　なおホットあわー機能を使うには、別売りの浴槽アダプターと空気供給チューブが必要。いずれも価格は未定。

別売りの浴槽アダプターと空気供給チューブを吹出口に取り付ける

　使い勝手の面では、入浴後に直径約0.1mmのマイクロバブルが風呂配管を洗浄する「バブルおそうじ」機能を搭載。浴槽の栓を抜くと、自動で配管内の掃除をスタートする。泡が微小なゴミをしっかりと吸着するため、手入れの手間を軽減する。

　プレミアムタイプの容量370Lモデルでは、年間給湯保温効率(JIS)は3.3。ヒートポンプユニットを高効率化したほか、貯湯ユニットに真空断熱材を採用し、沸き上げ制御を最適化させている。

　貯湯ユニットのサイズは630×760×1,830mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約75kg。ヒートポンプユニットのサイズは809×300×715mm(同)。重量は約51kg。貯湯ユニットには汚れにくい塗膜「防汚コーティング」を施し、雨水で汚れが流れやすくした。

　操作用のリモコン「RMC-D7SE」は別売りで、希望小売価格は42,000円。

　機能面ではほかに、停電時に貯湯ユニットのタンク内のお湯を蛇口から使用できる。貯湯ユニットの耐震性も強化しており、断水時には、貯湯ユニットのタンク内に残ったお湯を生活用水として使える。

　このほか、スタンダードタイプとして、「ホットあわー」機能を省き、「バブルおそうじ」機能を搭載した22機種と、「ホットあわー」機能と「バブルおそうじ」機能の両方を省略した47機種も9月25日から順次発売する。希望小売価格は前者が792,750円～1,034,250円。後者が651,000円～1,002,750円。