三菱重工、「エコ運転」搭載のスチームファン式加湿器

 三菱重工は、「エコ運転」搭載の「ビーバースチームファン蒸発式加湿器」3機種を9月下旬より順次発売する。1時間あたりの加湿量350ml、600mlタイプのほか、大型リビングやオフィスにも最適な1,200mlタイプも備える。

最大33畳(プレハブ洋室)まで対応する大容量タイプの「SHE120HD」。1時間当たりの加湿能力は1,200ml17畳(プレハブ洋室)まで対応する「SHE60HD」。1時間当たりの加湿能力は600ml
1時間当たりの加湿能力350mlの「SHE35HD

 


形式1時間あたりの加湿能力木造和室の適用畳数プレハブ洋室の適用畳数最大消費電力タンク容量本体カラー希望小売価格
SHE35HD350ml6畳10畳250W2.8Lピュアホワイト/漆黒/漆紅19,950円
SHE60HD600ml10畳17畳440W4Lピュアホワイト/漆黒23,100円
SHE120HD1,200ml20畳33畳880W7.4Lテクノブラック45,150円


 タンクの水を蒸発布が吸い上げ、吸い上げた水を加熱・蒸発させることで加湿する独自の「スチームファン蒸発式」を採用した加湿器。新モデルでは、加湿能力を抑えることで、消費電力を約30%抑えて運転する「エコ運転」モードを搭載した。

 清潔性では、空気吸入口と噴出口にそれぞれ、除菌機構を搭載した「プラズマW除菌」機能を搭載する。空気の吸入口に設けたBIOフィルターが、空気中に含まれる細菌、カビ、ウイルスなどに直接作用して菌の活動を抑えるほか、噴出口ではプラズマイオンを室内に放出することで、空気中のウイルスや浮遊菌を抑制するという。2つの除菌機構を搭載することで、より強力な除菌効果が期待できるとする。

 また、1200mlタイプでは、空気吸込み口を従来の約2倍にすることで、フィルター面積も拡大。従来の約2倍の除菌効果が期待できるという。

 本体には、部屋の湿度と温度をチェックする「Wセンサー」を搭載。自動で最適な湿度を保つという。そのほか、アロマオイルを垂らすことで、香りを楽しめるアロマトレイも付属する。






(阿部 夏子)

2011年9月6日 16:43