三洋、ゴパンの“米パン”が試食できるカフェを島根にオープン

ゴパンで作ったパン。同社主催の「GOPAN FAN Meeting」にて撮影

 三洋電機は、米粒からパンが作れるホームベーカリー「GOPAN(ゴパン) SPM-RB1000」で作った“米パン”が試食できるカフェ「GOPAN cafe(ゴパンカフェ) in 島根県」を、8月1日から9月30日までの期間限定で、島根県内の3カ所のレストランにオープンする。

 ゴパンは、家庭にある米をそのまま投入し、パンが作れる“世界初”のホームベーカリー。昨年の発売以来、一時は品薄状態が続くほどのヒット商品となった。

 今回オープンするGOPAN cafe(ゴパンカフェ) in 島根県は、県内の観光地、および島根県で生産する新品種「きぬむすめ」のPRを目的として展開するカフェ。きぬむすめで作った米パンを試食提供する。

 提供する米パンの名前は、「だんだん米パン」。「だんだん」とは島根県の方言で、「ありがとう」を意味し、島根県に足を運んだ人への“おもてなしの心”を表しているという。

 三洋電機では、昨年7月から9月にかけて東京・表参道に「GOPAN cafe」をオープンしていた。このノウハウを提供したり、GOPANホームページで、島根県の取り組みを全国にPRすることで、島根県の観光振興、地域活性化を支援していくとしている。

 なお、GOPAN cafe(ゴパンカフェ) in 島根県をオープンするレストランは、島根県益田市有明町5-15のグラントワ内にある「Restaurant Pony」、島根県邑智郡邑南町矢上3123-4の「素材香房 味蔵 ajikura」、島根県松江市袖師町1-5の島根県立美術館内にある「リストランテ ヴェッキオロッソ」の3カ所。各店舗とも、試食数限定で提供する。

 島根県では、2012年に「古事記」の編纂から1300年という節目の年を迎えるに当たり、神話が数多く残る地元の魅力を全国にPRするため、観光キャンペーン「神々の国しまね~古事記1300年~」に取り組んでいる。

【お詫びと訂正】初出時に「グラントワ」の名称を誤って記載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。






(小林 樹)

2011年7月29日 18:22