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暗い夜でも顔や車を認識する防犯カメラ、Aqara
2025年3月13日 12:05
Lumi United Technologyは、Aqara(アカラ)ブランドから、フルカラーナイトビジョンを搭載した「防犯カメラ G5 Pro Wi-Fi」「防犯カメラ G5 Pro PoE」を、3月4日に発売した。価格は順に28,380円、31,580円。
IoTスマートホーム機器を手掛けるAqaraの屋外防犯カメラ。G5 Proは、PoE(Power over Ethernet)およびWi-Fiに対応した2つのモデルを用意。フルカラーナイトビジョンとローカルAI認識機能(顔認識と車両認識)を搭載し、ユーザーの自宅の状況をリアルタイムで監視しながら、侵入者に対する威嚇&撃退に役立つという。
暗号化されたeMMCストレージを搭載しているほか、動画データはローカルNASシステム(ネットワーク接続ストレージ)やAqaraおよびAppleのクラウドにバックアップ可能。ライブ映像および録画された映像はエンドツーエンドで暗号化され、利用者本人しかアクセスできないため、情報漏洩のリスクを抑えて利用できる。
4MP(1520p)の解像度、最大133度の視野角に対応。絞りF1.0の明るさで多くの光を取り込めるため、暗い夜でもカラーナイトビジョンで自宅の様子を確認できる。さらに大きな1/1.8インチセンサーとグラフェン冷却技術を用いて、夜間でも離れた場所から侵入者を識別できる。
NPUを内蔵。顔認識や車両認識が可能なほか、人物、ペット、荷物、障害物を検出可能。これらのAI検出はすべてローカルで行なわれ、インターネット接続が切断されている場合でも、重要な出来事の記録や、トリガー設定による自動化が可能。
IP65規格に対応。高い防塵防水性を持つだけではなく、最高50℃の高温から最低-30℃の極寒まで耐え、季節問わず幅広い地域で利用できる。
侵入者を威嚇するための調光可能なスポットライト、サイレン、双方向通話機能、カスタム着信音のための100dBスピーカーも搭載。
そのほか、Apple Home(HomeKitセキュアビデオを含む)、Alexa、Google Home、SmartThingsなど、主要なスマートホームプラットフォームと互換性が高く、防犯カメラとしてだけではなく、Matterコントローラー、Threadボーダールーター、Zigbeeハブとしても利用可能。AqaraデバイスとサードパーティのMatterデバイスを統合して、スマートホーム環境を屋外まで拡張できる。
本体サイズは70.5×70.5×89mm、重量は377g。カラーはホワイトとグレーの2色展開。