シャープ、屋根の形に合わせて選べる太陽電池

屋根の形状や大きさに合わせて選べる、住宅用単結晶太陽電池モジュール

シャープは、屋根の形状や大きさに合わせて選べる、住宅用単結晶太陽電池モジュール3シリーズ計8機種を、4月16日に発売する。ラインナップは、フラッグシップの「BLACKSOLAR ZERO」5機種と、「スタンダード NU-244AT」、「ベーシック NU-440PP/NU-293PP」。価格は順に、104,500円〜225,500円、152,900円、300,300円/213,400円。

BLACKSOLAR ZEROシリーズは、長辺1,721mmで短辺が768mmとスリムな「NQ-290BP」をラインナップ。このスリムタイプにより、従来のルーフィットタイプでは難しかった、棟から軒先までの上下方向が狭い屋根でも設置しやすくなった。

「BLACKSOLAR ZERO」シリーズに、スリムタイプ「NQ-290BP」がラインナップ

スリムタイプにより、棟から軒先までの上下方向が狭い屋根でも設置しやすくなった

新製品の全機種で太陽電池セルの短辺を約1mm大きくした「N型高効率セル」を採用。モジュールサイズはそのままに、発電する有効面積を広げ、さらにセル自体の効率を高めることで、従来機比で0.3～1.4ポイントのモジュール変換効率向上を実現した。

従来機比で0.3～1.4ポイントのモジュール変換効率向上を実現

また、一般的に太陽電池モジュールは、気温の上昇などで本体温度が上昇すると変換効率が低下するが、新機種は「N型高効率セル」の特徴である優れた温度特性により、温度上昇による変換効率の低下を従来機比で約3～15%改善。夏場などの太陽電池モジュールが高温になる時期における発電量の低下を抑制する。