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テスラの蓄電池、歯科医院にも導入へ

歯科医院での蓄電池設置イメージ

テスラは、同社の家庭用蓄電池「Powerwall」の歯科医院への導入について、歯科医療機器の販売から歯科医院の開業支援を全国で行なっているモリタを通じて提案を開始した。

これにより、歯科医院のエネルギーのサステナブル化や停電時の電力確保について、より現場に応じた提案が可能になるとともに、全国の歯科医院でPowerwallがより導入しやすくなるとしている。

モリタを通じて全国の歯科医院に蓄電池「Powerwall」を提案

Powerwallは蓄電容量13.5kWh、出力5kWの全負荷型の家庭用蓄電池。4人世帯が消費する約1日分の電気を蓄電でき、電子レンジやドライヤーなど高出力が必要な家電製品やエアコンなどの200V機器にも対応する。

また太陽光発電システムと組み合わせることも可能。日中に太陽光発電で発電した電力をPowerwallに蓄電し、夜間にその電力を利用することで、昼も夜も太陽で発電した再生可能エネルギーで暮らすことができるという。停電時も太陽光発電システムの発電の出力抑制がされることはなく、普段通りの発電を継続できる点も特徴。

Powerwall

10台まで拡張できるため、戸建住宅のほか集合住宅、宿泊施設、商業施設、公共施設、歯科医院など幅広い分野に活用可能。環境負荷の削減、電気料金の削減、停電時のバックアップ電源の確保など様々な目的で、これまで日本を含めて世界中で80万台超が設置されているという。

本体サイズは753×147×1,150mm(幅×奥行き×高さ)。重量は114kg。放電深度は100%。充放電効率は90%。動作温度は-20〜50℃。設置方式は床置き/壁掛け。10年保証。