ニュース
象印のホーロー電気調理鍋 直火やIHで炒めて煮込み、温め直しも
2025年1月16日 12:07
象印マホービンは、食材を炒めて煮込めるホーロー電気調理鍋「EL-NS23」を2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は66,000円前後。
ほったらかしで調理できる電気鍋の手軽さだけでなく、炒めることで香ばしさやうまみを引き出してよりおいしく仕上げる「焼き煮込み」コースも備えたのが大きな特徴。手間は省いても手は抜かずにおいしい料理を作りたい人に向けて開発された。定格容量は2.3Lで、ビーフカレーを調理した場合の目安は最大6人分。
特徴である内鍋のホーロー鍋は、蓄熱性が高く熱が均一に伝わりやすく逃げにくいため、煮込みなどをおいしく仕上げやすいという。表面のガラスコーティングによって傷がつきにくく、ニオイが残りにくいのも特徴。IHとガス火にも対応するため、料理の温め直しも手軽に行なえる。
専用の「ホーローなべ用ふた」も付いており、冷蔵庫でそのまま保存でき、温め直し時も使える。
焼き煮込みコースは、「コクうまビーフカレー」「洋風トマト角煮」「コクうま肉じゃが」などのレシピを用意。ホーロー鍋をIHやガス火にかけて食材を加熱した後、本体にセットして同コースを選択してスタートすると、お任せで調理が完了する。
献立決めにはスマホ用の「象印アプリ」を利用できる。食材、ジャンル、栄養素、気分、調理時間の5項目から、アプリと対話するようにカードを選ぶと、気分にあったレシピが提案される。アプリの接続はWi-FiではなくBluetooth。
レシピ数は本体内蔵が150種類、アプリは50種類で、今後追加予定。
耐熱のジッパー付きポリエチレン袋を用いた「パック調理」にも対応。専用ホルダーにセットして最大2品を同時に調理できる。
予約調理は12時間前から設定可能。朝出かける前にセットして、帰るとできたてを味わうことができる。保温機能は最大12時間。
本体カラーはクリーム。本体サイズは28×30.5×23cm(幅×奥行き×高さ)。フタ開き時の高さは46cm。重量は6.5kg。消費電力は900W。電源コードはマグネットプラグ式で長さは1.4m。
鍋フタやパックホルダー、パックホルダーカバー、白米用の計量カップ、レシピブック、パック調理ガイドが付属する。
ハウスのザ・カリーに適したメニューも
ハウス食品とのコラボも実現。ロングセラーのハウス「ザ・カリー」に適した工程で調理できるもので、カレールウのポテンシャルを最大限に引き出すという。
最初は直火またはIHで炒める焼き工程で肉や玉ねぎを調理。そのあと専用の煮込みフローで調理する。両社の共同開発により、スパイスの香りが飛ばない専用のフローを実現した。
