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乗り心地と安定感がいい自転車型の特定小型原付 女性が乗りやすいモデルも

YADEAから発売される特定小型原動機付自転車

ハセガワモビリティは、環境に配慮した持続可能な社会の実現に貢献することを目指し、YADEA(ヤディア)から最適な乗り心地と安定感に優れた自転車タイプの特定小型原動機付自転車(特定原付)「S-01T」「TRP-01T」「CC-01T」3機種を12月中旬に発売する。

YADEAは電動二輪モビリティ世界一の販売台数を誇るブランド。日本では電動キックボードや電動アシスト自転車を発売しており、今後は電動バイクも拡充していく予定だ。

以前に電動アシスト自転車「TRP-01」のレビューをお届けしたが、そのモデルの特定原付をはじめ、オーソドックスなモデル、女性にも人気のデザインがラインナップされる。

まるでオートバイのようなデザインの「TRP-01T」

2023年9月に発売された電動アシスト自転車「TRP-01」の特定原付タイプ。ほとんど見た目は変わらないが、ペダル部分がステップになっており、当然ながら動力はモーターとなっている。極太タイヤとフルサスのファットバイクで安定感のある乗り心地が特徴だ。モーターの定格出力は500W、バッテリー容量は960Wh(48V/20Ah)で最大航続距離は110km。前後に油圧式ディスクブレーキを搭載する。

TRP-01T

車体サイズは1,730×600×1,050mm(全長×全幅×全高)で、車体重量は36kg。

オーソドックスなモデルで日本の街並みにもマッチする「S-01T」

「S-01T」のベースは海外ではシェアリング用として活用されていた。より丈夫で安定性があり、多くの人に利用しやすい製品として日本仕様で上陸した。フロントバスケットも備え、モーターの定格出力は350W、バッテリー容量は720Wh(48V/15Ah)で最大航続距離は70km。前後にドラム式ブレーキを搭載する。

S-01T

車体サイズは1,550×590×1,050mm(全長×全幅×全高)で、車体重量は28.6kg。

女性にも人気のデザイン「CC-01T」

「CC-01T」は、スカイブルーで丸みのあるフレームに視認性の高さが特徴。鮮やかなオレンジのフロントバスケットとリアキャリアを備えており、荷物を積載できるので幅広い利用シーンで活躍するとしている。モーターの定格出力は500W、バッテリー容量は960Wh(48V/20Ah)で最大航続距離は100km。前後に油圧式ディスクブレーキを搭載する。

CC-01T

車体サイズは1,690×590×1,110mm(全長×全幅×全高)で、車体重量は27kg。

いずれのモデルも特定原付タイプなので最高速度は20km/h。防水レベルはIPX5、タイヤサイズは20インチ、充電時間は6時間となっている。

各モデルのスペック

警察庁サイトでも特定原付のルールが確認できるが、努力義務のヘルメットも安全のために走行時は着用をオススメしたい。