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ダイソン初、スマホにつながるドライヤー アプリで好みの髪型に
2024年8月19日 07:05
ダイソンは、スマートフォンにつながる美容家電「Dyson Airwrap i.d. マルチスタイラーアンドドライヤー」を発表した。ダイソンビューティー初のコネクテッドビューティーデバイスとなっており、日本での発売は未定。
Bluetoothでスマホと接続でき、新開発アプリ「i.d.curl」で、より簡単で最適なスタイリングを実現するのが特徴。アプリ上で自由に設定をカスタマイズして、製品のボタンを押すだけで、好みのカールを作れるという。
アタッチメントは、カーラー、スムージングブラシ、ドライヤー用を含む19種類を用意。好みに合わせてアタッチメント単品を購入することも可能。
円錐形のコニカルバレルは根元までしっかりカールを作れて、動きのある自然なヘアスタイルになるという。ウェーブ+カールディフューザーは空気の流れを2通りに分散させ、ウェーブやカールのスタイルを長続きさせる。ブレードコンセントレーターは、正確な気流によってなめらかで整った髪へと導く。これらのアタッチメント拡充により、好みや悩みに合わせて幅広いスタイリングがより手軽にできるようにした。
新開発アプリ「i.d. curl」上で髪質や髪の長さやスタイリングの技術レベルを含めた個人のプロフィールを設定すると、それぞれに適したスタイリング方法が提案される。
アプリとDyson Airwrap i.d. マルチスタイラーアンドドライヤー本体を接続すると、本体のボタンを1回押すだけで、アプリでの設定をもとに髪を巻き付けてカールを作り、固定するまでの3ステップを自動で行ない、簡単に好みのカールを作れるという。風温と風量は、スタイリングの好みに合わせて自動的に調整される。
アプリでフィルターのクリーニング方法や故障対策を確認できるほか、本体の白色LEDでもフィルタークリーニングのタイミングを通知する。収納ボックスの蓋にはスマホやタブレットホルダーを備え、アプリの設定や製品本体との初期接続が簡単にできるようになっている。
本体には、小型でパワフルなダイソン デジタルモーター V9を搭載。毎分最大110,000回転してコントロールされた高圧の空気を生成。カールなどのスタイリングには風の力を利用して、過度な熱ダメージを抑制する。インテリジェント・ヒートコントロールにより気流の温度を測定して温度を150℃以下に保つよう調整。過度な熱によるダメージを防いでツヤを保つ。
そのほか、ダイソン初のスタイリング剤となる「Dyson Chitosan スタイリング剤」も登場。ダイソンのヘアケア製品と一緒に使用することでより効果を発揮するように設計されている。オイスターマッシュルーム(ヒラタケ)から抽出された高分子のキトサンを主原料とし、Dyson Triodetic テクノロジーによって開発された。このスタイリング剤についても日本での発売は未定。