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ヤーマン、朝に2分のリフトケア美顔器「リフトロジー」

「リフトケア」特化型美顔器「リフトロジー」(ゴールド)とEMSのパワーを1.2倍にした「リフトロジー SP」(ブルー)

ヤーマンは手のひらサイズの「リフトケア」特化型美顔器「リフトロジー」を開発。7月25日にヤーマン直営店、ヤーマン公式通販サイトにて先行販売し、順次販路を拡大予定。EMSのパワーが異なる「リフトロジー YJFD1N」「リフトロジー SP YJFD2L」を用意し、価格はそれぞれ39,600円、58,300円。

同社によるとリフトケアは、機器で肌を引き上げた状態で行なうケアや引き上げるように動かして行なうケアの総称のこと。同社はこれまで、フェイスラインにまでアプローチするまで幅広バンドとワイドなEMS電極を使って巻くだけでケアができる「メディリフト」、顔周りに貼ってEMSで眼輪筋をケアする「デザインリフト」など、リフトケアを意識した製品を発売してきた。

今回発売する「リフトロジー」は、半顔あたり1分でケアができる美顔器。何度も押し上げたり往復することなく「顔に置く」感覚でケアができるとする。使用目安は1日1回2分。

同社が実施した「朝の顔の悩みに関するアンケート」によると、朝出かける前に肌のもたつきを解消したいというニーズがあるものの、「効果的なケアの方法が分からない」「十分な時間がない」といった声が挙がったという。今回の「リフトロジー」はそうしたニーズに応えるため開発した製品という。

顔に巻いて使う「メディリフト」シリーズ
顔周りに貼って使う「デザインリフト」など

電極が7つ。表情筋・深層筋にアプローチする

「リフトロジー」は付属のフローレスセラム ハイドレイティング(左の化粧品)を使う
ヘア&メイクアップアーティストのKIKKUさんのデモンストレーションが行なわれた。使う前に保湿する
フェイスラインなどもたつきが気になるところに当てていく。当てるだけなので、美顔器を動かした時の摩擦が気になる人も使いやすいとする
向かって左側がリフトロジーを当てた方。個人差があるが、この日のモデルの方はフェイスラインがよりはっきりして見える

日本人の頬の平均サイズをもとに立体的なヘッドに、7つの湾曲電極を配置した。実際に自分の顔やデコルテに当ててみたが、親指の付け根のふくらみの部分を押し当てたように、ピタッとフィットし安定感があった。

一般的な美顔器の形状はかっさ型や円形のヘッドを備えたものが多いが、自分で動かす時に動かす方向や強さに迷うことも少なくない。本機は幅広く立体的な形状により、気になるところに当てるだけで使えるため、美顔器に慣れていない人も使いやすい。EMSの刺激は波打つようで、自分では動かしにくい頬や首周りの筋肉が動いているのは不思議な感覚だった。

デュアルヒーター機能で温めながら筋肉の刺激ができるので、じんわり気持ちよい。同社によると「温めながら筋肉を刺激することで、効果的なお手入れが可能です」とのこと。

使用時間は半顔1分。1分経過するとアラームが鳴り、2分でスタンバイモードに切り替わる。10分経過するとオートオフ機能が作動する。顔のほか、ボディにも使える。

LEDを備え、FACEモードでは青緑、BODYモードでは赤色に光る。温感レベルは3段階、EMSは6段階で調節可能。

肌の明るさに関わるという青緑LEDを搭載
温感、EMSはレベル調節が可能。真ん中のボタンでFACEとBODYを切り替える

本体サイズは114×42.5×71.5mm(幅×奥行き×高さ)、重さは206g。海外使用可能。電源供給方式は充電式。充電時間は約3.5時間。防水性能はIPX5。使用する際は、付属の化粧品でケアしたい部分を保湿して使う。手持ちの化粧品を使う場合はとろみのある化粧水や美容液がオススメだとする。