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パナソニック、時間経ってもごはんがおいしい炊飯器「ビストロ」
2024年7月18日 14:15
パナソニックは、可変圧力IHジャー炊飯器「ビストロVシリーズ」を9月1日に発売する。5.5合炊きの「SR-V10BB」と1升炊きの「SR-V18BB」をラインナップ。価格はオープンプライスで、直販価格は順に99,000円、103,950円。
同社によると、家庭では炊飯完了から20分後以降にごはんを食べる人が約5割。新製品では進化した「ビストロ匠技AI」を搭載し、炊飯時だけでなく保温時までお米の状態・量を判別しコントロールすることで、時間が経ってもおいしいごはんを食べられるという。
お米の状態に合わせて、約9,600通りの中から最適な火加減・圧力加減を自動で調整して炊飯する「ビストロ匠技AI」が進化。ビストロ炊飯の追い炊き・蒸らし工程において、合数毎の最適な圧力加減を判別し、「加圧追い炊きポンプ」が最適な圧力を加えることで、これまでよりおいしさが持続する。
さらに、保温中のごはん残量を検知し、適切な保温温度に火加減を調整。これにより、炊き上がり直後からの含水率の変化を抑え、おいしさをキープするという。
このほか、「炊込み」コースで一度に入れられる具材量が従来の2倍にアップし、お米1カップあたり150gの具材を入れて調理可能。加圧追い炊きポンプで最後まで高温を維持することで、具材にもしっかり火が通るため、鶏肉1枚をまるごと入れたアジア風炊き込みごはんも楽しめるとする。
73種類の銘柄炊き分け、12種類の食感炊き分け(かため1~3/やわらか1~3/もちもち1~3/しゃっきり1~3)にも対応する。使用後の手入れ部品は、加熱板(内フタ)と内釜の2点のみ。
5.5合炊き「SR-V10BB」の本体サイズは、285×301×230mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.3kg。フタを開けたときの高さは44.8cm。定格消費電力は1,210W。年間消費電力量は81.1kWh/年。内釜はダイヤモンド竃(かまど)釜。立つしゃもじ、計量カップが付属する。本体カラーはブラック、ライトグレージュの2色。
「ビストロ匠技AI」搭載で加圧追い炊きポンプ非搭載の可変圧力IHジャー炊飯器「ビストロ Wシリーズ」も2024年9月上旬に発売。5.5合炊き「SR-W10BB」の直販価格は79,200円。カラーはブラックの1色。