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東芝「真空水」でハリとツヤにこだわった炊飯器

真空圧力IHジャー炊飯器「炎匠炊き(ほのおたくみだき)」シリーズのフラッグシップモデル「RC-10ZWX」

東芝ライフスタイルは、真空圧力IHジャー炊飯器「炎匠炊き(ほのおたくみだき)」シリーズのフラッグシップモデル「RC-10ZWX」と、一部機能を簡素化した新ラインナップ「RC-10SGX」を7月に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は順に147,000円前後、99,000円前後。いずれも炊飯容量は約5.5合。

新製品では、ハリ・ツヤにこだわった炊き上がりのために、真空技術を活かした炊飯工程を改良。「真空ひたし」の後に「追い真空」という工程を追加し、水中に含まれる空気が少ない“真空水”を作り出すことで、気泡の破裂による衝撃波で米表面が傷つくのを抑え、通常の水より沸騰が早いため煮崩れを抑制するという。さらに米の芯まで浸透しやすくなるほか、うまみ成分が米表面にコーティングされ、ツヤのあるごはんに炊き上がるという。

また、手入れに関する調査によると、「洗うパーツの少なさ」に加え、「洗いやすさ」「後片付けのラクさ」へのニーズが高まっていることが分かったという。そこで新製品は、洗うパーツを内釜と内ぶたの2点のみとし、内ぶたのステンレス部分には、水切れがよく汚れ落ちしやすいエンボス加工を採用。食器洗い乾燥機にも対応した。

洗った内釜と内ぶたを炊飯器で乾燥させる「乾燥コース」も新搭載。軽く水滴を取り、炊飯器に戻してコースを選択すると約30分で乾燥が完了する。

洗った内釜と内ぶたを炊飯器で乾燥させる「乾燥コース」を新搭載

そのほか、遅く帰宅してもできたてのおいしさを味わえる保温機能「できたて保温」を新たに追加。炊飯完了から3時間、できたての温かさをキープするとともに、真空機能で乾燥や黄ばみを防ぐという。

「RC-10ZWX」の本体サイズは253×328×246mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約6.2kg。消費電力は1,420W。しゃもじ、計量カップが付属する。カラーはグランブラック1色。

「RC-10SGX」の本体サイズは253×328×246mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約6.1kg。消費電力は1,420W。しゃもじ、計量カップが付属する。カラーはグランブラック、グランホワイトの2色。

RC-10ZWX。グランブラック
RC-10SGX。グランホワイト