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日立オーブンレンジは予熱を素早く 熱風310℃で肉や魚こんがり

過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W1C」

日立グローバルライフソリューションズは、最高310℃で包み込むように焼き上げる機能を備えた過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W1C」を、6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は104,000円前後。

「310℃熱風コンベクションオーブン 2段」を新たに搭載

肉や魚の旨みを閉じ込めてジューシーに焼き上げる「熱風旨み焼き」に加えて、新たに最高310℃で包み込むように焼き上げる「310℃熱風コンベクションオーブン 2段」を採用したのが特徴。

「熱風旨み焼き」は、セラミック製のテーブルプレートと熱風で、食材を包み込み一気に加熱し、旨みを閉じ込めて焼くもの。セラミック製のため、レンジ加熱やオーブン、過熱水蒸気、またはグリルの複合加熱(クワトロ加熱)を自動で制御して、おまかせでおいしく焼き上げるという。

「熱風旨み焼き」は、レンジやオーブン、過熱水蒸気やグリルを自動で制御して加熱していき、旨みを閉じ込めておいしく焼き上げる

調理する際には、テーブルプレートの上に焼網をのせ、下味をつけた食材を並べて、テーブルプレートを皿受棚の中段にセット。あとは自動で、クワトロ加熱を使って表面をこんがり、肉料理はジューシーに、魚料理はふっくらと焼き上げるとする。

また、「センター赤外線センサー」が食品の表面温度を計るため、冷凍からも冷蔵からも調理が可能。下味をつけて冷凍した肉や魚を凍ったまま調理できるため、解凍する手間が省ける。

肉料理はジューシーに、魚料理はふっくらと焼き上げる

新搭載の「310℃熱風コンベクションオーブン 2段」は、最高310℃の大火力で包み込むようにこんがり焼き上げるオーブン機能。約4分50秒で200℃まで素早く予熱できるため、オーブン調理が気軽に楽しめるとする。

新たにミックス粉を使った簡単レシピが増え、ピザやグラタンなどの定番メニューのほか、多彩なスイーツも自宅で手軽に調理できる。

より多彩なオーブン調理を気軽に楽しめる
スイーツも自宅で手軽に調理できる

そのほか「野菜シャキシャキメニュー」や、「最短1分スピードメニュー」を搭載。煮物や炒め物など、ボウルひとつでメイン料理から副菜まで作れるとする。また、容器を含む食品の重さと温度を測るWスキャンを備え、加熱のパワーや時間を自動でコントロールするため、温めも解凍も、おまかせでできる。

Wスキャンを活用することで、新たにごはんとおかずを同時に温められる「2品同時あたため」専用コースも採用。2品の食品の重さと加熱前の表面温度から、食品が常温なのか、冷蔵または冷凍なのかを判別し、加熱時間を決定する。その後、2品の食品の表面温上昇を測りながら、マイクロ波をコントロールし、温度の異なる2品を同時に効率よく温めるという。

「2品同時あたため」専用コースを新採用

採用するテーブルプレートは、外して丸洗いが可能。庫内の側面にはシリコン系塗装が施されているため汚れが落としやすく、フラット設計の天面も拭きやすい。そのほか、大量のスチームで汚れが落としやすい「清掃」コースを使えば、メンテナンスも簡単だとする。

本体サイズは497×495×375mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約18kg。総庫内容量は30L。レンジの最高出力は1,000W。消費電力は、レンジが1,430W、オーブンが1,400W、グリルが1,330W。年間消費電力量は年間70.5kWh。オートメニュー数は242。本体カラーは、フロストホワイトとフロストブラックの2色。