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BESVから発売間近の新型フルサスe-MTB「TRS1.3」に乗る 大容量バッテリー635Wh

BESVの新型フルサスe-MTB「TRS1.3」

BESV JAPANは、新型フルサスe-MTB「TRS1.3」、ハードテイルe-MTB「TRX1.3」を今春以降に発売する。予価は順に698,000円、498,000円。

すでに「サイクルモードライド大阪」や「名古屋サイクルスポーツデイズ」などのイベントでも一足早くお披露目されているが、フルサスe-MTB「TRS1.3」をお借りできたので概要をご紹介しよう。レビューやハードテイルe-MTB「TRX1.3」についてはあらためてお届けしたい。また、「サイクルモード東京2024」でも実車を試乗できる予定なので、気になる人はぜひチェックしてほしい。

今回は近場で短い時間の試乗だったのでトレイルを走ってみたい

落ち着いた感じのデザインになったというのが第一印象。前モデルのTRS2 AM/XC同様にドライブユニットはシマノSTEPS「E8080」を搭載。バッテリーが635.2Wh(36.3V/17.5Ah)と大容量になったため、車体重量は26.3kg(Sサイズ)と重たくなったが、e-bikeなので走行面では重さは一切感じない。また、e-bikeならではの機能を搭載してくるベスビーだが、新モデルには電源ボタン付近に独立したUSB-Cポートが用意されている。

グラベルロードJGRと似た感じのデザイン
ドライブユニットはハイエンドのシマノSTEPS「E8080」
ダウンチューブに大容量635.2Wh(36.3V/17.5Ah)バッテリーを内蔵
バッテリーカバーは工具不要で外せる。なお、鍵ではなく六角レンチでのバッテリーの取り外しとなる(ダウンチューブ右上部分)
バッテリーカバーは簡単に外せる機構だが走行中に外れる不安はなかった
取り外したバッテリーカバー
635.2Wh(36.3V/17.5Ah)バッテリー
本体の充電ポート
トップチューブに電源ボタン
独立したUSB-Cポートを用意
こうしたギミックはベスビーならでは

コンポーネンツはシマノ「DEORE」(12速)、前後サスペンションはSR SUNTOUR製でトラベル量は160mm、タイヤサイズはMAXXIS製29×2.6インチ、前後輪ともシマノ製油圧式ディスクブレーキを搭載。1充電あたりの走行距離は175km(ECO)、160km(NORMAL)、120km(HIGH)で、充電時間は約4.5時間。

シマノ「DEORE」(12速)
ハンドル周り
アシスト、ドロッパーシートの操作スイッチ
ディスプレイ
フロントサスペンションはSR SUNTOUR「DUROLUX36-BOOST」トラベル量は160mm
リアサスペンションはSR SUNTOUR「Edge LOR8」トラベル量は160mm
タイヤサイズは前後輪とも29×2.6インチ。MAXXIS製
前後輪とも油圧式ディスクブレーキ

車体サイズはSサイズが1,965×760×1,130mm(全長×全幅×全高)で、適応身長は約163cm以上。車体重量は26.3kg。Mサイズが2,010×780×1,145mm(全長×全幅×全高)で、適応身長は約173cm以上。車体重量は26.5kg。