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MIXIから子供みまもりGPS 声でメッセージを送受信

みてねみまもりGPSトーク

MIXIは、スマホアプリで子供の位置情報を確認できる子供用GPSサービスの最新モデル「みてねみまもりGPSトーク」の予約販売を、2024年1月15日9時から開始する。本体価格は5,680円。月額通信費は「ボイスメッセージ付 GPSプラン」が748円、「GPSプラン」が528円。プランは利用開始後でも切り替え可能。製品の到着は3月上旬を予定する。

「音声メッセージ機能」を搭載し、双方向コミュニケーションを実現した子供用GPSサービス。子供の現在地だけではなく、子供を取り巻く「状態や状況」などを把握できる点が特徴。一人の子供を複数人で見守るほか、複数の子供を同時に見守ることもできる。

GPS端末のボタンを長押しすると、最大40秒の音声を録音して送信できる。保護者のスマホから新しい音声メッセージが届くとGPS端末のLEDが光り、ボタンを押せば古い音声メッセージから順々に再生され、音声メッセージを聞き逃さないとする。保護者は連携させたスマホアプリで音声メッセージを送信・受信できる。

ボイスメッセージを送れる
端末本体のボタンで操作する

「L1/L5デュアルバンド」に対応。建物の近くなど電波の反射が問題になる環境では、衛星測位の誤差が大きくなる傾向があるが、L1帯とL5帯のデュアルバンドに対応することで、反射による誤差を小さくし、位置精度をさらに高めるとする。

KDDIとNTTドコモ両方のLTEモバイル通信ネットワークにも対応する。片方のネットワークが圏外のエリアや、大規模な障害で基地局との通信が完全にオフラインになった場合には、端末がもう片方のネットワークに自動的に接続し、測位情報の送信を継続できる。デュアル通信ネットワークに対応することで、大切な子供を見守るツールとして高い安定性を目指すという。

音声メッセージ機能のない「GPSプラン」を契約した場合、端末のボタンは、緊急時に子供から保護者に通知することができる「お知らせボタン」として利用できる。端末本体のボタンを3秒間押すと保護者のスマホに通知して知らせる仕組み。

ボタンを押してから30分間は緊急モードとなり30秒間隔で位置情報を測位するため、現在地をこまめに確認できるという。なお、「お知らせボタン」を押してもGPS端末本体から音は鳴らない。

「お知らせボタン」機能を使うと、30秒間隔で位置情報を測位する緊急モードとなり、現在地をこまめに確認することが可能

標準モードのほか、より長く稼働する省電力モードを搭載。充電中は本体にバッテリー残量を表示するほか、電池残量が低下した際は端末LEDと保護者のスマホへの通知で双方に知らせるため、充電忘れを防ぐという。充電端子はUSB Type-C。

バッテリーレベルをLEDで知らせる

本体サイズは約50×50×22mm(幅×奥行き×高さ)。容量2,000mAhのリチウムイオンバッテリー内蔵。防水防塵性能はIP55準拠。