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なるべく移動せずに料理と収納「ゼロ動線」キッチン

ゼロ動線プラス

トーヨーキッチンスタイルは、調理から収納までの動線を最短に縮めたシステムキッチン「ゼロ動線プラス」を11月22日に発表した。

一般的に、キッチン背面に置く収納や調理機器を、キッチンの両サイドに設置した。調理から収納を含めた「ゼロ動線」を意識し、キッチンにおける作業効率を向上させたという。

収納や調理機器を、キッチンの両サイドに設置した
収納を取り出しやすい最適な高さにした

一番使いやすい「アイレベルゾーン」に、食器や家電を収納できるようにしたことで、しゃがむ、背伸びするなどの動作が不要とする。

収納は両面から使えるため、盛り付け皿はキッチン側に、取り皿はテーブル側など、最短の動線で適材適所に収納できるという。デッドスペースをなくし、奥行きサイズをフルに活用できるほか、収納部をタテに積むことで手の届く距離に2倍の収納量を確保したとする。

収納を両面からフル活用

同社はキッチンやダイニング、インテリアなどをひとつひとつのブロックとして捉え、それらを組み合わせることで快適な空間を作る「iNOブロックシステム」を提案している。「ゼロ動線プラス」のキッチンとダイニングのブロックを一体化させることで、両面仕様の収納を活かし、ダイニング側からも「ゼロ動線」で食器などを取り出せる。配膳や片付け、調理のサポートも簡単にできるとしている。

両面収納のためダイニングからでも取り出しやすい
トーヨーキッチンスタイルが提唱する「ゼロ動線」をさらに進化させ、コンパクトな動線を実現した