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LG、温風を出せるタワー型空気清浄機 年中使える

空気清浄機「LG PuriCare AeroTower」(右)と「LG PuriCare Pet Hit」(左)

LGエレクトロニクス・ジャパンは、温風機能を搭載した空気清浄機「LG PuriCare AeroTower FS157PBP0」を2024年1月11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は89,100円前後。

【発売延期】当初、LG PuriCare AeroTower FS157PBP0を「12月7日発売」としていましたが、生産過程の遅延により2024年1月11日発売に延期されました(12月18日更新)

ペット向けの「LG PuriCare Pet Hit AS607HWT0」も、これに先駆けて11月29日に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,500円前後。

温風機能を搭載したタワー型デザイン

タワー型デザインを採用した適用畳数14畳の「LG PuriCare AeroTower」は、16〜30℃で温度設定できる温風機能を搭載。室温に応じて送風または温風を選んで、1年を通してクリーンな空気を届けられるとする。

LG PuriCare AeroTower

風量は10段階で調節できるほか、ターボモードを搭載。送風機能時には運転モードを「ワイドモード・自然風モード・ペットモード」の3種類から選べる。

円錐に近い筒形の本体は、360度の全方位から空気を吸引。プレフィルター、HEPA抗菌フィルター、光触媒(脱臭)フィルターを通して、空気を清浄化した後に、本体上部のスリットからキレイな空気を送り出す。なお、HEPA抗菌フィルターの交換の目安は、約20カ月。光触媒(脱臭)フィルターは、太陽光や蛍光灯などの光にあてることで、脱臭性能を復活できるとする。

また、スリット部の形状を工夫することでコアンダ効果を起こし、強力な風を送り出せるという。

内蔵するHEPA抗菌フィルター
本体上部のスリット部から風を送り出す
スリット部の形状を工夫することで、コアンダ効果を起こし、強力な風を送り出す
コアンダ効果のイメージ図

本体の前面には、LEDディスプレイを搭載。空気の状況や、温度・湿度などを確認できる。本体上部の操作パネルのほか、専用リモコンでの操作も可能。またWi-Fiでスマートフォンと接続することで、「ThinQ アプリ」で多彩な設定が行なえる。

本体前面のLEDディスプレイ。温度・湿度のほか、空気の状況などを確認できる
マグネットで本体に貼り付けておける専用リモコン

本体サイズは265×1,120mm(直径×高さ)。重さは約11.1kg。電源は100V(50/60Hz)。定格消費電力は40W(温風モード時は1,250W)。運転音は23〜52dB。本体カラーはベージュ&ベージュの1色。

ペット向けに開発された空気清浄機

適用床面積は37畳の空気清浄機「LG PuriCare Pet Hit AS607HWT0」は、ペットの抜け毛とニオイ対策に特化した空気清浄機。

LG PuriCare Pet Hit

運転モードは「標準モード」のほか、「スマートモード」と「ペットモード」を搭載。風量は「ターボ・強・中・弱・自動」で切り替えられる。

ペットモードを使用することで、空気中に舞うペットの抜け毛を、スマートモードとの比較で約16倍集塵。さらにペット臭を99%、ペット由来のアレル物質を99.9%除去できるとしている。

ペットの抜け毛やほこりを捕らえる抗菌プレフィルター、PM2.5にも対応するHEPAフィルター、ニオイをキャッチする光触媒(脱臭)フィルターの3層フィルターを採用。室内の有害物質を徹底的に除去するという。

内蔵のHEPAフィルター
HEPAフィルターを取り付けたところ

本体の天面に、空気の状態が分かるスマートディスプレイを搭載。ほこりやニオイの状況を、色とイラストで詳細に確認できるという。またWi-Fiでスマートフォンと接続することで、「ThinQ アプリ」で多彩な設定が行なえる。

本体サイズは315×511mm(直径×高さ)。重さは約6.8kg。電源は100V(50/60Hz)。定格消費電力は41W。運転音は25〜53dB。本体カラーはホワイトの1色。

本体天面のスマートディスプレイ