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ブラウン、キワゾリ刃でモミアゲも剃りやすい最上位シェーバー

「ブラウンシリーズ 9 Pro+」

P&Gジャパンは、電気シェーバー「ブラウン」の最上位機「ブラウンシリーズ 9 Pro+」を8月25日に発売する。価格はオープンプライス。付属品が異なる4モデルをラインナップ。店頭予想価格は30,000円前後〜。なお替え刃「シリーズ9 Pro 94M」は、前モデル「ブラウンシリーズ 9 Pro」と共通で、実売価格は7,000円前後。

本体
ラインナップ

既存モデル「ブラウンシリーズ 9 Pro」との違いは、新たに刃の形や幅を変更し、モミアゲやうぶ毛も簡単に剃れるようにした「キワゾリ刃」を装備した点。そのほかは既存モデルの特徴を引き継いでいる。

モミアゲやうぶ毛も簡単に剃れるという「キワゾリ刃」

前後に動くヘッドと上下に動くサスペンション機能「PRO スイング密着システム」を搭載し、鼻の下やアゴ下にも密着したままシェービングが可能。

4枚の刃とスキンガードからなる「5カットシステム」を備えつつ、コンパクトなヘッド設計とした。そのため鼻下やアゴ下など、細かい箇所もカットしやすくなっている。

まず従来のトリマー刃に比べ35%広く30%薄い「プロブレード」を搭載し、寝たヒゲもカット。1度に多くの種類のヒゲを捕らえ、少ないストロークでヒゲを剃れるため、肌にやさしいシェービングが可能だとする。

そのほか、剃り残しの原因となる、様々な方向に生えるくせヒゲをカットする「くせヒゲキャッチ刃」、トリマーでプレカットしたヒゲを極限0.05mmまでカットする「ディープキャッチ網刃」を備える。

肌にやさしいシェービングを可能とするため、毎分10,000回の振動により、肌との摩擦を軽減する「音波振動テクノロジー」や、ヒゲの濃さを読み取り、毎秒13回自動でシェービングパワーを調節する「人工知能テクノロジー」も従来機から継承する。

スムーズなシェービングを実現する様々なテクノロジーを搭載する「5カットシステム」

「9587cc」は、シェーバーヘッドと付け替えられる美顔器ヘッドを付属。付け替えることで化粧水浸透テクノロジーを備えた美顔器として使用できる。

美顔器ヘッドから発生する磁力が、化粧水成分に作用して起こる磁力の反発と、毎分10,000回の振動により、化粧水が肌に浸透しやすくするという。

美顔器ヘッド
ヘッドを付け替え、化粧水をつけて、美顔器ヘッドを肌に当てて使う

また「9587cc」、「9577cc」、「9567cc」には、アルコール洗浄器を付属。これにより99.9%除菌できると同時に、新品のような剃り味を18カ月維持できるという。

そのほか、「9577cc」にはバッテリーを内蔵し、シェーバー本体をケースに収納しながら最大6週間分の充電が可能な、トラベルケースを付属する。充電しながら持ち運べるため、出張や旅行時に便利だとしている。

いずれも本体サイズは66×44×168mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約207g。

アルコール洗浄器
充電可能なトラベルケース

「ブラウンシリーズ 9 Pro+」の発表会では、男性美容研究家の藤村岳さんが登壇。美容トレンドから、電気シェーバーに求められていることを総覧しつつ、シェービングの作法を説明してくれた。

その中で、特に電気シェーバーを使う際には「衛生面に気をつけたい」という。シェービングは、顔をきれいにするために行なう行為だが、そのシェービングを汚い機器で行なった場合には、意味がなくなってしまう。

そこでブラウンの電気シェーバーのように「アルコールで洗浄、消毒できる点がすごく大事なことだと思っています」と語る。

さらに、シェービングと洗顔の順番についても解説。T字カミソリの場合は、先に洗顔し、それから剃っていく。一方で、電気シェーバーを使う場合には「ヒゲを剃った後に洗顔を行なう」のが鉄則だという。

というのも、電気シェーバーは外刃でヒゲを引っ掛けて、内刃で切っていく。同氏によれば「はさみで切るのと近い」のだという。そのため、洗顔して水を含ませてしまうと、「濡れた紙をはさみで切るのと同様で、ヒゲがすごく切りづらい」。

そこで、まずはヒゲが乾いている状態でシェービングをして、それから洗顔、さらに保湿をするというのが、肌をキレイに保つために、絶対に必要なことだとする。

男性美容研究家の藤村岳さん