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パナソニックがイオン店舗で使用済み電池を回収「電池から電池」再生へ

使用済み乾電池の回収ボックスの設置例

パナソニック エナジーは、東京や大阪、京都、奈良の「イオン」と「イオンスタイル」計22店舗において、使用済み乾電池の回収を6月1日より実施。“電池から電池”のリサイクルに向けた実証実験を開始する。

イオンリテールとの協業により取り組むもので、対象はパナソニック製の乾電池や、イオン/イオンスタイル各店舗で販売されている乾電池。22店舗に使用済み乾電池回収ボックスを設置して使用済み乾電池を回収する。

対象店舗は、東京都が12店舗、大阪府8店舗、京都府と奈良県が各1店舗。店舗の詳細はニュースリリース内で案内している

回収した乾電池は東京製鐵の岡山工場を通じて鉄鋼材料などの新たな素材としてリサイクルされ、乾電池部材へのリサイクルを目指した研究開発に活用される。この取り組みで使用済み乾電池の効率的な回収や再生のプロセスを研究/確立して“電池から電池”へのリサイクル実現を目指す。

パナソニック エナジー、イオンリテール、東京製鐵の取り組みイメージ
使用済み乾電池の回収ボックスの立体イメージ

パナソニック エナジーが3月に行なった調査(有効回答数550)では、約4割の人が「乾電池の廃棄が不便」と感じる、あるいは「乾電池の使い捨てに戸惑いを持つ」と回答している。

同社は2021年度より乾電池の梱包に紙パッケージを順次採用しているほか、国内外の工場でCO2排出実質ゼロ化を進めるなど、環境負荷低減に向けた取り組みを進めている。今後は「様々なパートナーとともに乾電池をはじめとする一次電池の資源循環(サーキュラー)モデルを構築していく」としている。