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パナソニック、衣類乾燥除湿器157万台を発火の恐れで回収

パナソニックの衣類乾燥除湿機

パナソニックは、2003年1月~2021年12月に製造した衣類乾燥除湿機において、除湿ローター付近から発火する可能性があるとして、対象製品の無償交換・回収を行なうことを4月20日に発表した。

対象機種は、2003年1月~2021年12月に製造した衣類乾燥除湿機34機種、計1,571,167台。製品内部の除湿ローター付近から発火する可能性があるという。パナソニックのほか、ナショナルが販売した製品も含まれる。

内訳は、パナソニックが販売した「F-YHA100」ほか計29機種 1,255,769台、ナショナルが販売した「F-Y100Z2」ほか計5機種 315,398台。

製造打ち切り後8年以内の製品は無償交換。製造打ち切り後8年を超え、補修用性能部品の保有期限が過ぎた製品は、タイプに応じた金額で回収する。金額は、デシカント方式100タイプが10,000円、ハイブリッド方式100タイプが15,000円、ハイブリッド方式120タイプが20,000円。

対象となる品番と、対応方法

交換・回収は、インターネットおよびLINE、電話にて申し込み可能。なお、交換が終わるまで製品を使用しないよう呼びかけている。

ハイブリッド方式の品番・製造年の確認方法
デシカント方式の品番・製造年の確認方法