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ポットみたいなIH炊飯器で“ひとり用の炊きたて”エレコム

小型IH炊飯器 HAC-RCIH01

エレコムは、ポット型で1合炊きの「小型IH炊飯器 HAC-RCIH01」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円。

エレコムの調理家電「LiFERE(リフィーレ)」ブランドの新製品で、キッチンの限られたスペースにも置きやすいスリムサイズながら、IHでムラなく均一に炊けるという炊飯器。

柔らかな印象の3色を用意

狭いテーブルやデスクの上でも使いやすいことから、一人暮らし以外の家庭にも、2台目の炊飯器としても提案。夜遅く帰宅しても、一人で炊きたてを楽しむといった使い方ができる。操作部はハンドル形状で持ち上げやすくしており、移動や収納のしやすさに配慮した。

ポットのようなハンドルを備えて持ちやすい

素早い温度上昇と安定した沸騰状態の維持をしやすいIHを採用し、米本来の甘みを引き出す。IHに関する部分は、ACアダプターなどに使われるスイッチング電源の技術をもとに開発したもので、パソコンなどの周辺機器メーカーとしてエレコムが持つノウハウを活用できたという。

内釜は1~2人前に適した1合炊き専用サイズで、大きな釜に比べて加熱のムラを抑え、米本来のおいしさを余すことなく楽しめるという。IH加熱を支える専用のクラッド厚釜は、フッ素樹脂コート、高熱伝導率のアルミ、ステンレス、耐熱塗装の4層構造。

炊飯モードは、通常の炊飯に加え、低糖質、早炊き、保温の4種類を搭載。早炊きの時間は約35分。炊飯後は自動で保温モードに切り替わり、12時間の保温に対応する。

モードを選んで炊飯
粒立ちのいいシャッキリしたご飯が炊けていた

低糖質モードは、付属のザル釜を使って米の糖質を洗い流すようにして糖質をカット。日本食品分析センターによる測定をもとにしたデータでは、通常の炊飯モードで炊飯した米の糖質量と比べて、糖質を20%抑制できたという。

低糖質モードは付属のザルを使用

本体サイズは165×126×237mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはホワイト、ブラック、ブルーの3色を用意する。消費電力は約400W。ふたは取り外せる形状で、丸洗いも可能。計量カップ付きで、無洗米も計れる。スリムな釜からもご飯をよそいやすい専用のしゃもじも同梱する。

LiFEREブランドサイトでは、小型IH炊飯器を使ったレシピも公開。玄米や炊き込みごはんなどの一合向けレシピを見られる。

カニ缶を使ったちょっと贅沢な炊き込みご飯などのアレンジも楽しめる