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BESV、新型グラベルe-bike「JGR1.1」。新アプリ&バッテリー容量アップ

BESV「JGR1.1」(ジェイジーアール)

BESV JAPANは、グラベルロードe-bikeの新モデル「JGR(ジェイジーアール)1.1」を6月に発売する。価格は468,000円。

e-bike専業メーカーとして、これまでにミニベロやクロスバイク、ロードバイクにMTB、グラベルロードなど、さまざまなモデルを展開しているが、JG1に続くグラベルロードe-bikeが新たにラインナップ加わる。

2021年に発売した人気のグラベルロードe-bike「JG1」はバッテリー容量が252Wh(36V/7.0Ah)だったが、同様にインチューブでスッキリしたデザインながら「JGR1.1」では360Wh(36V/10.0Ah)となっている。そして、無料でダウンロード可能な専用アプリによって、各種パラメーターの確認やエラー診断、ファームウェアのアップデートが可能となっている(従来アプリの「BESV SMART APP」とは異なる)。

電源ボタンや操作スイッチはトップチューブへ。USBポート(Type-C 2.0)を併設した新型HMI(Human Machine Interface)ユニットは、ボタン1つで電源オンからアシスト切り替えまでシンプルで直感的に操作が可能。また、イルミネートLEDによるモード表示や、LEDバッテリーインジケーターなど、視覚的にもシンプルな仕様に

また、新型トルクセンサーを採用しており、高い強度と剛性を実現。パワーロスを減少し、よりアクティブな走行性を実現。BESV独自アルゴリズムのアシスト「スマートモード」も搭載される。コンポーネンツはシマノGRX「11S」、油圧式ディスクブレーキ、カーボンフォークを搭載し、大容量の360Whバッテリーによってあらゆるライドシーンでのロングライドが可能になるとしている。

ヘッドチューブにはBESV Europe Teamによるバイクデザインの象徴となるアイコニックなロゴが。フレアドロップハンドルのステム周りは、ケーブル類も内装化し、ディスプレイを持たないスッキリしたハンドル周りとなり、ピュアスポーツバイクと同じように操縦が可能となっている

Jシリーズは、バッテリーの取り外しが可能な「JG1」「JR1」「JF1」に加えて計4モデルとなり、多様なニーズに対応可能となった。なお、「JGR1.1」はエクステンダーバッテリーの発売も予定されている。

車体サイズはS(455mm)、M(490mm)で、車体重量は順に17.2kg、17.3kg。タイヤサイズは700×40C。カラーはMystic Greenの1色。