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Anker、世界初GaN搭載の長寿命ポータブル電源。リン酸鉄リチウム

Anker 767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)

アンカー・ジャパン(Anker)は、世界初となるGaN(窒化ガリウム)搭載の大容量2,048Whポータブル電源「Anker 767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)」を11月14日より予約販売開始する。価格は299,900円。発送は12月上旬予定で、一般販売は12月2日。

GaNPrimeシリーズのポータブル電源。GaNのエネルギー効率の高さによりロスを抑え、最大96%の変換効率を実現した。GaN素材により発熱を抑え、電子部品への負荷を軽減するという。

長寿命や高い安定性を特徴とするリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、容量は2,048Wh。GaNと組み合わせたことで、より長寿命を実現したという。AC出力は2,000Wで、ドライヤーなどの家電も使用できる。ACやUSB Type-Cなど合計13の出力ポートを備える。スマートフォンアプリから使用状況の確認なども可能。

ドライヤーなどの家電も余裕で動かしていた
スマホアプリで使用状況などを確認できる

出力ポートは前面に集約し、ACは6ポート、USBはType-Aを2ポート、Type-Cを3ポート装備。シガーソケットも2ポート備える。前面にはLEDライトも装備する。

前面の出力端子部

バッテリーサイクル(充放電サイクル数)は約3,000回以上。本体への充電は最短約2時間で行なえる。電子部品の寿命は50,000時間。別売の外部拡張バッテリーとの接続にも対応する。

拡張バッテリー新製品として「Anker 760 Portable Power Station Expansion Battery (2048Wh)」も同日より予約を開始。容量2,048Whのため、Anker 767 Portable Power Stationと合わせると容量が約2倍となる。リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、価格は189,900円。

拡張バッテリー「Anker 760 Portable Power Station Expansion Battery (2048Wh)」(左)
拡張バッテリーとは専用端子で接続
別売ソーラーパネルからの太陽光充電にも対応する。ソーラーパネルとは専用端子で接続

本体は30kgを超えるが、キャスターと伸縮ハンドルを備え、持ち運びしやすくした。本体サイズは約52.5×39.5×25cmで、重量は約30.5kg。

持ち運び用のハンドルとキャスター付き