チョコスイーツ作りにも使える! シチズンの非接触体温計

額式体温計「HL710H」

シチズン・システムズは、約1秒ですばやく測れる非接触赤外線方式の「額式体温計 HL710H」を12月9日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5,500円前後(税別)。

従来の耳・額式から額式のみへと機能をシンプルにしたことで、間隔をあけずに連続で体温測定が可能となったという。そのため、イベント受付や店舗の入口などで、大人数を効率よく検温できる。なお、測定結果が37.5℃以上の場合は「ピッピッ」と4回ブザーが鳴り、発熱を知らせる(額測定モード時のみ)。

測定結果が37.5℃以上の場合は「ピッピッ」と4回ブザーが鳴り、発熱を知らせる

額測定(体温)に加えて、ミルクなどの液体や固体の物体表面の温度測定や、室温の測定にも対応。

そのほか連続的に約3秒間隔で液体や固体の表面温度を測定できる「物体表面温度連続測定」モードも備える。チョコレートのテンパリングなどで役立つとする。

額測定のほか、物体表面温度測定、物体表面温度連続測定、室温測定の4モードを備える

本体側面のボタンで、測定モードを切り替えられる

液晶画面と測定ボタンには明るいバックライトを搭載し暗い場所でも操作しやすい。また、メモリー確認(12回分)の際には、測定した日時も表示される。

繰り返し使える単四形ニッケル水素充電池「エネループ」または「エボルタ」にも対応している。

本体サイズは、約37×34×147mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約90g。測定範囲は、額モード時が34〜43℃、物体表面温度モード時が0〜100℃、室温モード時が10〜40℃。医療機器認証番号は「304ADBZX00082000」。