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世界初の電動アシスト自転車誕生から30年。ヤマハがPAS30周年の限定モデル

ヤマハ「PAS Babby un SP coord.」限定モデル

ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「PAS(パス)」の発売から30周年を記念して、子乗せ電動アシスト自転車「PAS Babby un SP coord.(パス バビー アン スーパー コーデ)」をベースにした限定モデルを2月14日に発売する。価格は193,600円。

実は世界で初めて1993年に電動アシスト自転車を商品化したのがヤマハ発動機だ。1989年の先行開発試作に始まり、1993年11月には、神奈川・静岡・兵庫の3県で「ヤマハ PAS」として限定販売。その後、1994年4月に全国販売を開始。「人間感覚を最優先した、人にやさしく、地球にやさしいパーソナル・コミューター」を目指した「PAS」の発売を機に、自転車市場に新しいカテゴリーが誕生した。現在ではスポーツタイプのe-bikeも注目されている。

先行開発試作車
現在ではe-bikeも人気となっている。写真はフルサスe-MTB「YPJ-MT Pro」

今回の限定モデルは「PAS Babby un SP coord.」をベースとしており、幼児2人同乗基準に適合した20型小径子乗せモデル。子供の頭部を270度包み込むリヤチャイルドシートやおしゃれなスタイリングが特徴だ。晴雨兼用リヤチャイルドシートレインカバー、リヤチャイルドシートクッション、記念エンブレムを装備し、2023年モデルをベースに仕上げている。

レインカバーのフルオープン状態。ファスナーレスでチャイルドシートへの着脱が簡単に行なえる
レインカバーのフルクローズ状態。レインカバーを付けたまま、チャイルドシートの折り畳みも可能で、晴天時はサンシェードとしても使用できる
標準装備のリヤチャイルドシート「ハグシート」の座面に合わせて特別に設計されたリヤチャイルドシートクッション。クッションはリバーシブルで、夏季は立体3Dメッシュで通気性が高い面を、冬季は起毛生地で保温性の高い面をそれぞれ使い分けることで、1年中快適に使用可能

また、特別限定カラーとして、上質感のある「マットディープレイクグリーン」を採用。忙しい毎日に追われる子育て世代の家族に、ハッピーで上質な日常をお届けしたいという想いを込めた特別限定モデルだとしている。

特別限定カラー「マットディープレイクグリーン」。メインフレームにはスペシャルイヤーを記念したエンブレムが施される

車体サイズは1,785×580mm(全長×全幅)、サドル高は740~865mmで、適応身長の目安は144cm~(幼児2人同乗時は149cm~)。車体重量は32.7kg。リアチャイルドシート適応体重は22kg。