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ヤマハの電動アシスト自転車「PAS」新モデル。包み込む新型チャイルドシート
2021年11月5日 14:05
ヤマハ発動機は、子乗せモデルの電動アシスト自転車「PAS unシリーズ」の2022年モデル4車種を発売する。「PAS Babby un SP(パス バビー アン スーパー)」、「PAS Babby un SP coord.(パス バビー スーパー コーデ)」、「PAS Babby un(パス バビー アン)」、「PAS Kiss mini un SP(パス キッス ミニ アン スーパー)」の4車種を新たにラインナップ。価格は順に165,000円、168,300円、147,400円、170,500円。
新型リアチャイルドシートを搭載する「PAS Babby un SP」
PAS Babby un SPは、新開発のリアチャイルドシート「ハグシート」を搭載する。その名のとおり、子供の頭部を“ハグ”するように包み込むのが特徴で、ヘッドレストにはヘルメットにも使われる衝撃吸収材を採用している。
乗車する子供の快適性も向上させている。足を大きく広げずに済むようにリアキャリアの幅を狭く設計。また、本体形状は広げており、成長に合わせてシートの高さ調整が可能となり、適用年齢は1歳から小学校入学前(身長115cm以下、体重21.8kg以下)まで長く使える設計となっている。
また、親の日常での使いやすさも向上。子供のシートベルトの肩パッドが自立する「ホッピングパッド」、シートベルトが簡単に着脱できる「マグネットバックル」(ハグシステム)、子供を跨がせやすい新採用の「丸形ハンドル」で、子供を抱きかかえての乗せ降ろしがよりスムーズに行なえるという。チャイルドシートの背面には「カバー付き背面ポケット」を装備。底面がメッシュでお手入れが簡単なので、濡れや汚れを気にせず収納できるのも魅力だろう。
車体サイズは1,785×580×730~865mm(全長×全幅×サドル高)で、重量は33.1kg。1充電あたりの最大走行距離は75km(オートエコモードプラス)で、充電時間は4時間。新カラーのマットグレイッシュベージュとピュアパールホワイトが追加され、全5カラーの展開となる。価格は165,000円。2022年1月下旬発売予定。
PAS Babby un SP coord.はパーツのカラーコーディネートにこだわったモデル。スペックや搭載機能は変わらないが、車体サイズは1,785×580×740~865mm(全長×全幅×サドル高)で、重量は32.7kg。カラーはミスティグリーン、アンティークレッドの2色。価格は168,300円。2022年1月下旬発売予定。
また、リアチャイルドシート非搭載モデルのPAS Babby unには新カラーのグレイッシュベージュが追加される。車体サイズは1,720×580×730~865mm(全長×全幅×サドル高)で、重量は27.6kg。1充電あたりの最大走行距離は60km(オートエコモードプラス)で、充電時間は3.5時間。価格は147,400円。2022年4月上旬発売予定。
繭型フロントチャイルドシートを搭載する「PAS Kiss mini un SP」
PAS Kiss mini un SPは、繭型のフロントチャイルドシートを搭載する。子供の体をすっぽり包み込むため足がはみ出ない点が特徴だ。シート内は十分なスペースを確保しているため、長く乗っていても快適な設計となっている。
他にも、片手で簡単に開閉できるロックレバー、高く抱き上げなくても乗せられるウェルカムエントリー、ホッピングパッドなど、乗せ降ろしをサポートする機能を搭載している。
子供の成長に合わせて、チャイルドシートの取り外しや位置変更も可能。また、幼児2人同乗基準適合車なので、前後にチャイルドシートを装着できる。フロントに約23リットルのバスケットを付けたり、ライフスタイルに合わせて幅広くカスタマイズできるのも魅力だ。
車体サイズは1,720×580×730~865mm(全長×全幅×サドル高)で、重量は31kg。子供2人乗せの場合の適応身長は146cm~。1充電あたりの最大走行距離は78km(オートエコモードプラス)で、充電時間は4時間。新カラーのミスティグリーン、アンティークレッド、マットグレイッシュベージュが追加され、全6色展開となる。