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エコフロー、30%軽くなった大容量ポータブル電源。長寿命リン酸鉄リチウム
2022年10月25日 10:08
EcoFlow Technology Japan(エコフロー)は、リン酸鉄リチウムイオン電池で長寿命化したポータブル電源「EcoFlow RIVER 2」シリーズを発表した。10月25日より予約を受け付け、発送はRIVER 2とRIVER 2 Maxが10月下旬、RIVER 2 Proは12月上旬より順次行なう。価格は容量256Whの「RIVER 2」が29,900円、512Wh「RIVER 2 Max」が64,900円、768Wh「RIVER 2 Pro」が88,000円。
RIVERシリーズで初のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、最短60分で満充電できる急速充電機能を備えた高コストパフォーマンスモデル。アウトドアのほか、緊急時や災害時のバックアップ電源など、日常にも使いやすいように従来モデルに比べて手ごろな価格にした。
RIVER 2の重量は3.5kgで、従来モデルに比べ30%軽量化。なお、「RIVER 2」と「RIVER 2 Max」の容量と出力は従来モデルよりも若干抑えた仕様となっている。出力はACとUSB Type-A、USB Type-Cなどを装備する。
リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池は電気自動車にも使われており、長寿命や安定性の高さが特徴。RIVER 2シリーズの充放電できる回数は約3,000回で、1日1回使用した場合、最長10年間使えるという。3,000回の充電後に初期容量の80%以上を維持する。高温下などの厳しい環境でも使用できる。全機種に5年間の保証が付いている(従来は2年間)。
EcoFlow独自の急速充電X-Stream技術を採用し、「RIVER 2」「RIVER 2 Max」は60分、最大容量の「RIVER 2 Pro」は70分で満充電が可能。また、別売ソーラーパネルで最大220W(RIVER 2 Max/Pro)の太陽光発電が行なえ、3時間でバッテリーを満充電できる。
Wi-FiとBluetoothに対応し、スマートフォンアプリで出力や残量の確認などができる。
本体デザインも変更。従来は天面の中央にあった持ち運び用ハンドルの配置を、後方に変更したことでフラットな形状を実現した。上に物をのせることができ、同社によると体重80kgの人が座っても問題ないという。出力ポートは全て前面に備える。
RIVER 2の容量は256Whで、出力はACが2ポート合計で300W(サージ600W)、高出力の機器に対応するX-Boost時は450W。USB Type-Aは2ポート、USB Type-Cは1ポート、シガーソケットは1ポート備える。AC入力は360Wで、ソーラー入力は最大110W。本体サイズは214×245×142mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。AC充電ケーブルやシガーソケット充電ケーブルなどが付属する。
RIVER 2 Maxは容量512Whで、出力はAC 4ポート合計で500W(サージ1,000W)、X-Boost時750W、USB Type-Aは3ポート、USB Type-Cが1ポート、シガーソケット1ポート、DC5521が2ポート。AC入力は660W、ソーラー入力は最大220W。本体サイズは260×270×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6kg。AC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、DC5521/DC5525ケーブルなどが付属する。
最大容量となる768WhのRIVER 2 Proは、AC出力が4ポート合計800W(サージ1,600W)、X-Boost 1,000W、USB Type-Aが3ポート、USB Type-Cが1ポート、シガーソケット1ポート、DC5521が2ポート。AC入力は940W、ソーラー入力は最大220W。本体サイズは260×270×226mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.5kg。AC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、DC5521/DC5525ケーブルなどが付属する。