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テスコム、水なしでローストビーフやチャーシューが作れる低温調理器

家庭用低温調理器「芯温スマートクッカー TLC70A」

テスコムは、水を使わない低温調理器「芯温スマートクッカー TLC70A」を11月1日より正式発売する。テスコム公式楽天市場店で10月20日より予約受付を開始した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,500円。

食材に刺した芯温温度計で食材の中心温度を測定して自動で調理できる低温調理器。5月にMakuakeでテスト販売していた製品で、目標金額の635%を達成して完売。正式に発売されることになった。

設定した中心温度(芯温)に到達後、その温度を維持しながら調理する。中心温度を測って加熱を自動調整するため、難しい温度管理は不要という。

水に浸さず、チャック付きポリ袋(ジップロックフリーザーバッグSサイズ/Mサイズ推奨)に入った本体にセットして食材を包み込むように加熱調理する。

ジップロックなどの袋に入れて水を使わず調理できる
加熱時のイメージ
ローストビーフの調理例

同社によれば、一般的な低温調理時とは異なり、鍋や水の用意や面倒な後片付けが不要で、しっとりとやわらかいサラダチキンや、チャーシュー、ローストビーフなどが、ほったらかしで簡単に作れるという。

チャーシューやサラダチキンも作れる

搭載モードは、芯温を測定しながら調理する「芯温調理モード」と、庫内の加熱のみを行なう「調理モード」の2種類。各モードに、それぞれ3種類の温度と時間の設定を登録できるメモリー機能を搭載。初期の芯温調理モードには、肉料理、生食用の魚介類の調理を想定した目安設定を登録している。

操作画面

本体サイズは112×306×229mm(幅×奥行き×高さ)。重さは1.8kg。電源はAC100V(50/60Hz)。消費電力は360W。芯温温度計の表示範囲は、0〜99℃。調理可能時間は、1分〜12時間。

棚に収まりやすいスリムサイズ