シャープ、33畳で使える大容量プラズマクラスター加湿器。上から給水

プラズマクラスター加湿器「HV-R120」

シャープは、33畳のプレハブ洋室にまで対応したプラズマクラスター加湿器「HV-R120」を9月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は57,000円前後。

加湿量が1,200ml/時と、リビングダイニングやオフィスなどの広い空間を潤せるハイブリッド式加湿器をラインナップに追加した。本体上部に給水口を備え、重いタンクを持ち運ぶことなくペットボトルなどの容器から給水できる。ウイルスなどに効果があるという独自イオン「プラズマクラスター」機能も備え、同社の加湿器の中でイオン濃度がもっとも高い「プラズマクラスター25000」を採用。

本体上部の給水口に直接水を注げる構造は従来の加湿器から搭載しているが、加湿量の多い新製品では独自の形状にした。給水口天面をゆるやかなカーブ構造としたことで水を受け流し、大量の水を勢いよく注いでもはねないという。また、加湿容量750ml/時の従来機種から給水口の面積を約2割拡大し、注ぎやすくした。

中央がゆるやかに盛り上がった形状の給水口天面。上から勢いよく水を注いでもはねない

給水トレー容量は7Lで、弱運転であれば約22時間連続して加湿可能。一度に給水したいときはトレーを取り外して給水できる。トレー下部には、本体から着脱しやすいようにキャスターを設置。トレーの高さは20cmと、シンクにも収まる高さにした。

メンテナンスの際は、フロントパネルを取り外せる。給水口の天板や給水ダクトは取り外して水洗い可能。また、イオン発生ユニットや加湿フィルター、給水トレー内に設置するAg+イオンカートリッジは定期交換することで清潔に保てるという。

トレーを取り外して給水

フロントパネルを取り外してメンテナンス

本体サイズは370×245×505mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約8.5kg。加湿適用床面積の目安はプレハブ洋室で33畳、木造和室で20畳。プラズマクラスター適用床面積の目安は約10畳。消費電力は最大735W。