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シロカ、豆から挽いてマグカップへ直で注げるコーヒーメーカー

コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251

シロカは、豆から挽くコーヒーを手軽に淹れられる「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251」を10月15日に発売する。店頭予想価格は30,000円前後。

挽く/蒸らす/淹れる工程に加え、豆と水の計量も自動で行なえる全自動コーヒーメーカー。コーン式ミルで均一に豆を挽ける「こだわり挽き」を備えるほか、手持ちのマグカップに直接注げる「じかマグ」やデカフェ専用コースなど、本格的な味と手軽さの両方を追求した。付属サーバーへの抽出は最大カップ6杯分で、最大使用水量は830ml。

使用例

おいしいコーヒーを淹れるためには、淹れる直前に豆を挽くことと、均一に豆を挽くことが重要となる。そこで刃の角度や形状を見直した新たなコーン式ミルを搭載。浅煎り豆から深煎り豆までより均一に挽けるようになった「こだわり挽き」で、雑味の少ないコーヒーを抽出できるという。挽き目は細挽きから粗挽きまで無段階で調節可能。なお、市販のコーヒー粉も使用できる。

コーン式ミルを搭載
従来モデルのミル(左と中央)よりも、新モデル(右)は均一に挽けていた

抽出時の温度は、浅煎り豆におすすめの高温帯(約94℃)と深煎り豆におすすめの低温帯(約84℃)の2種類から選べて、豆に合わせた最適な温度で豆のおいしさを引き出せる。注湯は、シャワードリップを採用し、均一に湯がコーヒー豆に届いて雑味を抑えられるとしている。

付属のサーバーへの抽出だけでなく、マグカップに直接抽出する「じかマグ」にも対応。朝の忙しい時間や、一杯だけ飲みたいときに、都度サーバーからマグカップに注ぐ手間がなくなり、洗い物も減らせる。じかマグ時の量は180ml固定となる。

サーバー設置時
じかマグ時は下側のレバーを左側へ動かす
じかマグ選択時の本体画面
忙しい時もマグカップ1杯分だけ手軽に作れる

本体のホッパーには最大約200gの豆を保存可能。保存性が高く、香りを逃さないという。デカフェ用の豆をおいしく淹れるために、ゆっくりと低温でコーヒーを抽出する専用コースも用意する。なお、本機でカフェインの除去はできない。そのほか、挽き目ごとの挽き量調節、ミル単独で使えるミルのみモードなど、好みの味や飲み方が選べる機能も新たに備え、こだわり派も楽しめるという。

保存性を高めたホッパー
挽き量の調節が可能

ドリッパーとバスケットは一体型で、取り外して丸洗いが可能。洗い物を少なくできる。ミルの手入れは、シャッターが開き、ブラシで掃除してミル内部の粉を落とせる「ミルお手入れモード」などを備える。

ドリッパーと一体型のバスケット

コーヒー抽出時に、サーバーの置き忘れがあってもコーヒーが本体からあふれ出さないようにするサーバー検出機能を搭載。また、給水タンク内の水交換のタイミングを知らせる「水かえサイン」も備え、衛生的に使える。保温は30分。タイマー予約機能も備える。

本体カラーはブラックとライトグレーの2色で、ライトグレーはシロカ直販サイト限定カラーとなる。

サーバーを除く本体サイズは16.6×27.3×42.1cm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.1kg。消費電力は750W。電源コードの長さは約1.2m。お手入れブラシが付属する。