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パナソニックのエアコンで冷房中に運転停止する不具合。ソフトウェア更新で解消

パナソニックのエアコンで運転中に停止する不具合が発生。対象製品はソフトウェアの更新を

パナソニックは1日、2021年10月以降発売の家庭用ルームエアコン「LXシリーズ」などにおいて、冷房中に運転が停止する症状が発生することが判明したと発表。ソフトウェアの更新で解消できるとして対応手順を解説している。

対象となるのは2021年10月以降発売の「LXシリーズ」「XSシリーズ」「Xシリーズ」「DVEシリーズ」。換気や加湿ができる「CS-LX402D2-W」を含む全115機種において、室内機制御マイコンのソフトウェア不具合により、AI快適設定で冷房運転中に、ルーバーが開いたままで運転が停止するという症状が発生することが判明した。

上記症状で運転が停止した際は、リモコンのいずれかのボタン操作またはエオリアアプリでの操作で運転を再開できるが、同様の不具合が再発する可能性があるため、ソフトウェアの更新を行なうよう呼びかけている。なお、リモコンの「AI快適」設定を解除すると、ソフトウェア更新前でも不具合は発生しない。

ソフトウェアの更新方法は2通り。

1.エオリアアプリを利用している場合

エオリアアプリを起動後、左上の「三」をタップし表示されたメニューから「本体バージョンアップ」を選択。【新しいソフトウェアへ更新可能です】と表示されたら、「更新する」を選択する。なお、この画面で【現在ご利用のバージョン】が01.10以降と表示された場合は、不具合は発生しない。

上記手順で「更新する」を選択したら、アプリに届く通知をタップ。表示の通りにリモコンを操作し、ソフトウェアを更新する。

2.エオリアアプリを利用していない場合

対象製品はすべて、インターネットを通じて室内機のソフトウェアを最新版へ更新する機能を持っているため、スマートフォンへエオリアアプリをインストールし、エアコン本体を無線LANへ接続することで更新が可能としている。

このほか、エオリアアプリを利用できない場合は、同社指定の受付窓口に連絡するよう呼びかけている。受付後、訪問のうえ無償で修理するという。

対象機種の型番や受付窓口、アプリの利用方法などの詳細は同社の告知ページで確認可能。

パナソニック「エアコン(LX・XS・X・DVEシリーズ) ご愛用のお客様にお詫びとお願い」