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エアコンのフィルター汚れがヤバい! 掃除をしたら涼しさが段違いに
2022年7月27日 08:05
夏本番に入ってから自宅エアコンの効きが悪くなりました。設定温度19℃、風量最大にしても涼しくなりません。過去にも同じようなことがあり、当時は故障かと思い問い合わせたところ「フィルターは掃除していますか? していなければまずフィルターのホコリを取ってください」と言われました。
恥ずかしながら1回もフィルター掃除をしたことがなかったので説明書通りに掃除したところ、冷房効率が格段に上がり、設定温度27℃、風量中でも十分涼しくなりました。
今回も故障ではなくフィルターが汚れているんだろうなと思い、前回と同じようにフィルターを掃除したらあっという間に性能は元通りに。問い合わせたときに話をした担当者によると「エアコンフィルターの掃除を一度もしたことがないという人は結構多いんです」とのこと。
自宅のエアコンは天井埋め込みカセット形なので壁掛けタイプと方法は少し異なりますが、エアコンフィルターの掃除方法をおさらいしたいと思います。
掃除は思いのほか簡単
フィルターはエアコン内部にあるのでまずパネルを外します。自宅の天井埋込み型エアコンはダイキン製で、パネル昇降用のリモコンがあるのでそれを使ってパネルを降ろします。
フィルターを外すと見事にホコリがびっしり……。エアコンフィルターの掃除頻度は、毎日使う時期は2週間に1回が理想と言われていますが、筆者が最後に掃除をしたのは1年前。これだけホコリが溜まっていれば、効率が悪くなるのも納得です。
フィルターについたホコリを掃除機で吸い取った後、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、日陰でよく乾かします。
ぬるま湯で洗った後のフィルターを見ると、掃除前と差は歴然でしっかりキレイに。フィルターは外すのも洗うのも簡単で、なんとなく面倒臭そうなフィルター掃除ですが思いのほかさくっと終わらせられました。
乾いたフィルターを再びセット。このときフィルター押え枠のホコリが気になったので掃除機で軽く吸い取りました。パネルを元に戻し、問題なく動作するかチェックします。
掃除前と後では、同じ温度設定・風量でも涼しさが全然違います。節電にもつながるので、こまめな掃除の大事さを実感しました。
なお自宅のエアコンはフィルター自動掃除機能が付いているのですが、どうやら運転がずっとオフになっていた模様。本来、自動掃除機能によりホコリが溜まるはずのダストボックスはキレイなままでした。今後は自動掃除も活用しながら、定期的にフィルターの手入れをしたいと思います。