ニュース

キングジムから「飛沫キャッチャー」会話時の飛沫を3方向から吸引

飛沫キャッチャー「HC10」

キングジムは、会話による飛沫を素早く吸引して浄化する「飛沫キャッチャー HC10」を、7月27日に発売する。価格は15,800円(税別)。

本体の前後と上面の3方向から強力な吸引力を発生させて、会話による飛沫を素早く吸引し浄化する衛生関連グッズ。静電HEPAフィルターを内蔵し、0.3μmの微粒子を99.97%除去できるとする。

本体の前後と上面の3方向から強力な吸引力を発生させて、会話による飛沫を素早く吸引する
一般的な不織布マスクは3μm以上の粒子を防ぐのに対し、同機は細菌よりも小さな0.3μmの微粒子まで99.97%除去することが可能という

風量は「ノーマルモード」と「ハイパワーモード」の2段階で切り替えられる。運転音は、それぞれ35dB、43dB。清浄時間は5m3/37分。

フィルター交換の目安は、1日6時間の使用で、3カ月に1回。別売の専用HEPAフィルター「HCF10」を交換する。価格は2,000円(税別)。

電源はAC100V(50/60Hz)で、ハイパワーモードの消費電力と運転音は8W/43dB。同モードで1日6時間稼働させた場合の電気代は、1カ月あたり約39円だとする。

フィルターの交換方法

本体の重さは約550gと軽量でコンパクトなサイズのため、持ち運びやすく、飛沫が気になる様々なビジネスシーンで活用できるという。

本体サイズは約300×74×99mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約550g。

なお同社は、マネキンと煙を用いて、人と人が対面している状態で呼気を吐く様子を再現している。再現した環境は、「飛沫キャッチャー HC10」無しの場合、「飛沫キャッチャー HC10」を使用した場合、「飛沫キャッチャー HC10」とパーテーションを併用した場合で、本機が呼気を吸引する様子を見える化した。

「飛沫キャッチャー HC10」無しの場合
「飛沫キャッチャー HC10」を使用した場合
「飛沫キャッチャー HC10」とパーテーションを併用した場合