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コクヨ、会議中の飛沫を吸引する省スペースなテーブル。ウイルス除去も

コクヨ「AIRTRIEVE mini」

コクヨは、飛沫や呼気の吸引と空気清浄機能を備えた会議テーブル「AIRTRIEVE mini(エアトリーブ ミニ)」を6月上旬より受注開始する。奥行き405mmのコンパクトな標準タイプのほか、備品などを置ける天板付きタイプの片側ウイング、両側ウイングの3タイプをラインナップする。価格はオープンプライスで、構成によって異なる。

天板中央から毎分15m3の空気を吸引し、毎秒2.5mの風の流れを発生させることで、会話時の飛沫や呼気を吸い込み、飛沫の拡散を防ぐテーブル。部屋全体の浮遊ウイルスの除去も行ない、コロナ禍での会議空間において衛生面で安心感が得られるという。

2020年12月に発売した、飛沫吸引機能付きの会議テーブル「エアトリーブ」の新たなバリエーション製品で、コンパクトで移動して使えるのが特徴。既存の会議室やセミナールームなどの個室空間でも使える。空間や用途に合わせて、サニタリーボックス、プロジェクター台などのオプションも用意する。

既存の会議室などにも移動して使えるコンパクトなモデル

空気清浄機能で清浄される空気の「相当換気量」は、強モードで1時間あたり810m3、弱モードで同540m3

部屋全体の浮遊ウイルスの除去は、一般的な8名の会議室の場合、1時間あたり9回換気した場合に相当する効果が得られるという。なお、新型コロナウイルスによる検証は実施していない。

浮遊ウイルス除去性能評価試験(空気清浄機CETXGF02による測定データ)

標準タイプの本体サイズは885×405×720mm(幅×奥行き×高さ)。

購入時にはフィルターの交換、電気系統の点検、本体清掃のメンテナンス契約が必要となる。

形状のバリエーションやオプションも用意
エアトリーブ ミニと空気清浄機の比較動画