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ダイソンから「空気清浄ヘッドホン」空気の汚れも騒音も遮断

Dyson Zone(ダイソン ゾーン)

ダイソンは、ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone(ダイソン ゾーン)」を発表した。2022年秋からの販売を一部地域で予定している。なお、現時点で日本での展開の有無や展開時期は未定。

日本での展開の有無などは未定

空気清浄機を内蔵した、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホン。ハウスダストや粒子状物質、有害なガスなどの空気中の汚染物質を除去し、高度なノイズキャンセリング機能と高品質な音響システムで、騒音を遮断。どこにいても、浄化された空気と澄み切ったきれいな音質を楽しめるという。6年の開発期間を経て発表された。

どこにいても、浄化された空気と澄み切ったきれいな音質を楽しめるという

左右のイヤーカップ内に、コンプレッサー(エアポンプ)と2層フィルターを搭載。空気を吸い込み、浄化された空気を、左右からシュノーケルのような非接触型シールドを通して、着用者の鼻と口に送り届けるとする。非接触型シールドは、浄化された気流が鼻と口の近くに保たれるよう設計され、可能な限り、顔の横から吹き込む風の影響を受けないようにしているという。

空気を吸い込み、浄化された空気を、非接触型シールドを通して届ける
イヤーカップに内蔵された2層フィルターで空気を浄化
浄化された空気を、非接触型シールドを通して、着用者の鼻と口に送り届ける

イヤーカップには、静電フィルターと活性炭フィルターの2層フィルターを内蔵。ハウスダスト、花粉、細菌など、PM0.1レベルの粒子を99%捕捉するうえ、NO2(二酸化窒素)、SO2(二酸化硫黄)、オゾンなど、都市部のガスを捕捉するという。

「低/中/高/自動」と、4つの空気浄化モードを搭載。「自動モード」では、搭載された加速度計によって、必要に応じて浄化速度の高/中/低を自動的に切り替える。

イヤーカップ内に、静電/活性炭の2層フィルターを内蔵
「低/中/高/自動」と、4つの空気浄化モードを搭載

ANC(アクティブノイズキャンセリング)テクノロジーにより、騒音を遮断し、没入感のある体験を生むとする。ANCモードには、「アイソレーションモード」と「会話モード」、「トランスペアレンシーモード」を用意。

「アイソレーションモード」」は、目の前のタスクに集中する際などにオススメなモード。また、非接触型シールドを下げると「会話モード」に切り替わる。空気清浄機能をオフにして、会話の音をより鮮明にする。「トランスペアレンシーモード」は、緊急のサイレンや情報のアナウンスなどの音を増幅し、周囲の状況を認識できるようにする。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載。騒音を遮断する

なお、非接触型シールドは着脱が可能。空気清浄/オーディオ再生/ANCの3つを同時に使用する場合は、非接触型シールドの装着が必要だが、オーディオ再生のみを使う場合には不要。